ルビーコレクションが「BLアワード2025」でランクイン
株式会社KADOKAWAが運営するルビー文庫の本格ファンタジーBL小説レーベル「Ruby collection」が、今年も「BLアワード2025」の小説部門にて見事10位にランクインしました!
このファン投票イベントは、2024年に発表された商業BL作品の中から、人気の高い作品を選出する貴重な機会です。今年のウィナーたちの中に名を連ねることで、ルビーコレクションの存在感をさらに強めることとなりました。
受賞作品『黒猫の黄金、狐の夜』の魅力
『黒猫の黄金、狐の夜』は、物語の深みと登場キャラクターの魅力が際立つ作品です。物語は、罪の意識を抱えながら生きる狐獣人のコガネと、彼が育てる目の見えない黒猫の少年クロとの出会いから始まります。
健気な狐獣人の奮闘
コガネは父の背負った負の遺産に苦しみながらも、孤児であるクロを助け、大切に育て上げます。子供にさまざまな教育を施し、手術を受けさせるための資金を集めなければならないという重圧があります。その過程で、医師スオウとの取引が展開され、物語は予想外の方向へ進んでいきます。
複雑に絡み合う運命
コガネの意志と愛情がどのように試され、最終的にはどのような運命が待ち受けているのか、読者をぐいぐい引き込むストーリー展開が特徴です。こうしたキャラクターの成長や感情の変化が、BLファンのみならず多くの読者を魅了します。
コミカライズ連載中!
さらに、
『黒猫の黄金、狐の夜』は「電子版 CIEL」にてコミカライズが行われています。作画を担当する本庄りえ先生の美麗なイラストで物語が新たに展開され、ファンにとっての楽しみが広がります。
詳細については、CIEL編集部の公式Twitter(@ciel_kadokawa)で確認できます。漫画でも楽しめる新しい角度からの『黒猫の黄金、狐の夜』をぜひお楽しみください。
角川ルビー文庫とは
株式会社KADOKAWAが出版する角川ルビー文庫は、ボーイズラブ小説のレーベルとして、2023年度に創刊31周年を迎えました。現在までに数多くの人気シリーズや作品を世に送り出しており、BL小説の信頼のブランドとして知られています。
代表作には、『タクミくんシリーズ』や『極道さんはパパで愛妻家』、そして『富士見二丁目交響楽団』などがあり、多くのファンに支持されています。公式TwitterやWEBサイトでも情報を発信しているので、ぜひチェックしてみてください。
締めの挨拶
「BLアワード2025」におけるルビーコレクションの健闘は、今後の展開に大きな期待が寄せられる瞬間でした。ますます成長するこのジャンルで、新たな作品がどのように発展していくのか、目が離せませんね。今後も、BLファンには嬉しい情報が続々と舞い込むことでしょう!