TASCAM SonicviewシリーズがV2.0.0にアップデート！新機能でさらに進化したデジタルミキサー

TASCAM SonicviewシリーズがV2.0.0にアップデート！

TASCAMが提供するデジタルミキサー『Sonicviewシリーズ』が、待望のファームウェアバージョン2.0.0をリリースし、機能が大幅に強化されました。特に注目すべきは、SMPTE ST 2110に準拠したオプションカード『IF-ST2110』の対応と、革新的なオートミキサー機能の追加です。このアップデートにより、放送局や音響制作現場での運用が一層スムーズになることが期待されます。

新機能のポイント

SonicviewシリーズのV2.0.0では、以下の新機能が追加されました：

- SMPTE ST 2110対応：新オプションボード『IF-ST2110』を装着することで、IPスタジオシステムで利用可能。
- オートミキサー機能：ゲインシェアリング方式のオートミキサーが搭載され、4つのグループで独立したミックスを作成可能に。
- PRIORITY機能：司会者の発言を優先的に処理することで、パネルディスカッションやトークショーでの音声処理がより適切に。
- WEIGHT機能：特定のチャンネルの音量を調整でき、イベントでの音質向上が期待されます。

これにより、複数の参加者が発言する場面でも、確実に適正な音声処理が行えるようになりました。

オプションカード『IF-ST2110』の特長

新たに登場したオプションカード『IF-ST2110』は、以下の機能を提供します：

- 64入力/64出力(48kHz)または32入力/32出力(96kHz)をサポート。多様なスケーリングに対応。
- SMPTE ST 2022-7とNMOS IS-04/05に準拠。
- メディアポートと制御専用ポートを搭載し、設定や監視を簡単に行えるWebUIアプリケーションがあります。

これらの特長により、放送業界での導入が加速し、さらに多くの現場での使用が見込まれています。

音質と操作性に優れた設計

TASCAM Sonicviewシリーズは、その小型で搬送性に優れたデザインが特長です。設置場所を選ばないため、スタジオ設置のみならず、中継用途や車載用途といった幅広いシチュエーションにフィットします。特に、低I/Oレイテンシー、高いオーディオ品質を提供しており、信頼性も抜群です。

V2.0.0のファームウェアアップデートにより、使い勝手がさらに向上したSonicviewシリーズは、放送局や音響制作の現場において、効率的かつ高品質の音響を提供するための必須アイテムとなるでしょう。

今後の展望

本製品のアップデートにより、TASCAM SonicviewシリーズとオプションカードIF-ST2110は、2024年のINTERBEE AWARDプロフェッショナルオーディオ部門で栄誉あるグランプリを受賞するなど、その品質の高さと機能性が評価されています。このようなトレンドは、さらなる技術革新と業界の進化へとつながるでしょう。

まとめ

信頼できる音響ソリューションを提供するTASCAMが、新たな時代のニーズに応えるSonicviewシリーズを進化させました。音質、操作性、収益性を兼ね備えたこのデジタルミキサーは、今後ますます多くの現場での導入が期待されています。新機能を駆使して、プロフェッショナルな音響制作をサポートするTASCAM Sonicviewシリーズをぜひご検討ください。詳細な製品情報はこちらからご確認いただけます。