月刊『小説野性時代』2026年8月号配信開始!
株式会社KADOKAWAが展開する文芸小説誌『小説野性時代』の8月号が、7月25日にリリースされます。この号では、新たに佐藤亜紀氏の注目の新連載『天国の門』がスタートし、さらには東川篤哉氏による人気シリーズ『谷根千ミステリ散歩』の最新話も登場します。
新連載『天国の門』
佐藤亜紀氏が手掛ける新連載『天国の門』は、ナチスが台頭する激動のドイツを舞台にしています。壮大な歴史を背景にした作品で、佐藤氏の歴史小説特有の圧倒的な描写力が見どころです。この物語では、善悪が揺らぐ時代の中で、人々がどのように生き抜いていくのかを深く掘り下げていきます。
人気シリーズの続編!
東川篤哉氏の『谷根千ミステリ散歩』も期待を裏切らない展開を見せています。今回は「火のないところに煙あり前篇」と題し、ユーモアと温かさに満ちた下町の物語が展開されます。猫好きの名探偵と迷推理女子が織りなす軽妙なやり取りが、読者を楽しませます。
読切作品も充実
また、特集として、似鳥鶏氏による『独りじゃない(でも誰もいない)』も注目です。この作品では、孤独を感じる小説家がAIとの共同作業に挑戦するストーリーが描かれています。どのように新たな形の創作が進んでいくのか、読む者の興味を惹く内容となっています。
短期集中掲載では、小野寺史宜氏の『祝日集昭和の日 銀座一本勝負』が掲載され、年に一度の特別な夜の飲み会が描写されています。何気ない日常の中に友情や喜びを見出す姿が、読者に共感を呼び起こします。
新たな才能の発表
また、カクヨムコンテスト11からの受賞作も発表され、短編小説部門ではayaya氏の『缶詰のパイナップルの方がいい。』、エッセイ・ノンフィクション部門では遠野文弓氏の『嗅覚を失ったので、替え玉をした。』が取り上げられています。新しい才能の芽吹きが感じられる一冊になっています。
最終回と新しい試み
最終回を迎える群ようこ氏の『暮らしはつづく』では、日常の小さな幸せについて語られ、理想の結婚相手についての思索が展開されます。そして、伊吹有喜氏の『銀の神話』では、一世を風靡して消えた伝説の女優に迫る物語が描かれ、彼女の栄光と影が生き生きと表現されているのが印象的です。
書誌情報
『小説野性時代』2026年8月号は、電子雑誌として配信が開始されます。月例号は毎月25日にリリースされ、定価は385円(税抜350円)。様々なプラットフォームで作品が楽しめるよう展開されるため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。興味深いストーリーと多彩な作家陣が、あなたの読書体験を豊かにしてくれることでしょう。