絵本『あめのにおい』
2026-07-07 09:45:01

奥富興産の新絵本『あめのにおい』が描く想像力の循環

奥富興産株式会社が贈る新たな絵本『あめのにおい』



埼玉県狭山市で100年以上続く古紙リサイクル事業を展開している奥富興産株式会社が、2026年7月7日、七夕の日にオリジナル絵本『あめのにおい』を出版します。この絵本は、ただの物語ではなく、紙に込めた思いや願いを次世代へとつなげる新たな試みでもあります。

広がる環境問題と古紙リサイクル



日本では、毎年約10億冊以上の書籍や雑誌が発行されていますが、返本や家庭で不要になった書籍が多く存在します。そのため、年間で3億冊以上の出版物が廃棄されているのが現状です。奥富興産株式会社には、毎月約20万冊、1日で約1万冊の古本や雑誌が集まっており、その一部は再販されるものの、多くはリサイクルの作業を経て再生紙となります。

本を通じた想像力の循環



長年、古紙リサイクルに取り組んできた同社は、デジタル化やAIの普及がもたらす効率性の追求に対し、誰もが感じることのできる人間らしい「想像力」を大切にしたいと考えるようになりました。古紙リサイクルは物理的な資源を循環させる一方で、本は人と人、人と自然、人と社会をつなぐ架け橋であるとも思い至り、その使命を拡張することを決意したのです。絵本『あめのにおい』の出版は、そんな思いを実現するためのプロジェクトの一部です。

『あめのにおい』の魅力



『あめのにおい』は、一枚の紙くずと少年が出会い、小さな命との体験を通じて自分と周囲とのつながりに気づく物語です。この絵本では、環境や生命について教えることが目的ではなく、雨の日の香りや音、水たまりの存在、小さな生き物との出会いを通じて「見えないつながり」を感じ取ってもらいたいというメッセージが込められています。

また、制作には「絵本屋だっこ」という障がい理解を広める団体との協力を得ており、あらゆる人々が同じ物語を共有できることの大切さを強調しています。年齢や立場を超えたインクルーシブな価値観を持つこの絵本は、多様性を尊重し、誰もが共感できる内容となっています。

制作陣について



絵本の企画・監修を担当するのは、奥富興産株式会社の専務取締役である奥富宏幸氏。古紙リサイクルを通じて持続可能な社会づくりに挑戦し、近年では本の可能性を探る活動「hontono」を立ち上げ、人々のつながりを強化することにも尽力しています。また、文・編集を手掛けるのは、インクルーシブ絵本作家のしょうじあいか氏。彼女は自身の経験を通じて障がい理解を広めるための絵本制作に励んでいます。

さらに、イラストを描くのは、障害児の母でもあるイラストレーター、のだそのえ氏。彼女は、医療的介護を必要とする息子を育てながら、自然の美しさや日常の温もりを感じる作品を生み出しています。

書籍情報



『あめのにおい』の詳細は以下の通りです。
  • - 出版社: Kindle Direct Publishing
  • - 発売日: 2026年7月7日
  • - 定価:
- Kindle版: ¥980(税込)
- ソフトカバー版: ¥1,320(税込)
- ハードカバーの贈呈も予定(数量限定)
  • - サイズ: A4変形判(210×235mm)
  • - ページ数: 28ページ
  • - 対象年齢: 5歳頃から

この本は親子での読み聞かせや学校・保育園での使用に最適であり、自然や生き物が好きなすべての子どもたちにおすすめです。

今後の購入情報などに関しては、奥富興産株式会社の公式ウェブサイトをチェックしてください。


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