DLsite『みんなで翻訳』が売上20億円を突破!
日本の二次元コンテンツ販売を手掛ける『DLsite』が、その翻訳サービス『みんなで翻訳』の累計売上が2025年3月に20億円を超えたとの発表がありました。この記念すべき出来事を祝うため、ヤマハ株式会社のSoundUDチームとの特別なコラボレーションが実現しました。
ヤマハとのコラボレーションキャンペーン
本キャンペーンは、VOCALOID™ソフト「ZOLA Project」に基づいた公式ボカロコミック「ZOLA ─現代忍者の日常─」を特集し、翻訳者の皆さんに実際に翻訳してもらう内容となっています。これに伴い、4月15日よりDLsiteで無料配信が開始されるため、多くのファンにとっては見逃せないイベントです。
特に、この漫画はKYO(キョウ)、YUU(ユウ)、WIL(ウィル)という3人の男性ボカロライターの普段の生活を描写しており、ファンにとっては特別な作品となるでしょう。
参加するメリット
キャンペーンに参加する翻訳者には、抽選で5名にヤマハのワイヤレスイヤホンTW-ES5Aがプレゼントされるほか、参加者全員にはDLsiteポイント3000ptが贈られます。翻訳対象言語は、『みんなで翻訳』が対応する13か国語から自由に選べ、海外からの参加も大歓迎です。
この取り組みは、日本のマンガやVOCALOID文化を世界に広めることを目指したものであり、翻訳者にとっては貴重な経験となりそうです。日本のアニメやマンガが持つ魅力を、ぜひ多くの人に伝えましょう。
キャンペーンの詳細
開催期間は2025年4月15日から6月20日まで。参加方法は簡単で、専用フォームでエントリーして、対象作品の翻訳を行うだけです。期間中に翻訳作品の審査が完了すれば、自動的にキャンペーンへのエントリーが完了します。ただし、応募は早めに行うことが推奨されています。締切間際は審査が集中するため、スムーズな翻訳体験を望む方は、余裕を持って応募しましょう。
なお、通常の『みんなで翻訳』では、1作品あたりの翻訳者数が3名までですが、今回のキャンペーンでは言語別に100名まで翻訳者が受け入れられるという特別な措置が用意されています。
売上20億突破の背景
『みんなで翻訳』は、クリエイターと翻訳者を結びつける画期的なサービスです。翻訳された作品はDLsiteがチェック・販売を行い、その収益はクリエイターと翻訳者でシェアされます。2021年のサービス開始から海外展開に向けた活動が続けられ、現在では23,000名以上の登録翻訳者が、35,000件以上の翻訳作品を生み出しました。
このような成功を収めた背景には、日本のコンテンツを世界に届けたいという熱い想いがあり、今後もさまざまなプロジェクトが期待されます。
今回のヤマハとのコラボレーションは、そんな日本のクリエイターをサポートし、さらに多くの人に喜ばれる作品を提供する一助となるでしょう。
英語を含む様々な言語への対応も進んでいるため、興味がある方はぜひ参加を検討してみてください。また、企業や著者様で作品の海外展開を考えている方は、お問い合わせフォームを通じてさらに詳しい情報を得ることができます。デジタルの力を借りて、日本のコンテンツが世界中に広がる未来を見逃さないでください。