読み聞かせに関するアンケート結果とその意義
近年、親子のコミュニケーションの手段として注目を浴びる「読み聞かせ」。株式会社KADOKAWAが運営するウェブメディア「ヨメルバ」では、読み聞かせの慣行やそれに関するさまざまな意見を集めるために、812名のボリュームのあるアンケートを実施しました。本記事では、その調査結果を詳しくご紹介します。
調査概要
この調査は、2026年2月1日から2月28日までの期間に、ヨメルバ会員を対象にインターネット調査として行われました。調査に参加した会員は、様々な背景を持つ保護者や子どもに関わる職業の方々です。すべての回答者から得られたデータは、子どもへの読み聞かせの実績やその効果に関する貴重な証言となっています。
読み聞かせの実績
調査結果から、驚くべきことがわかりました。およそ90%以上の方が、何らかの形で読み聞かせを経験しているという結果が出ました。具体的には、「現在読み聞かせをしている」と答えた人は43.9%、過去に行っていたが現在はしていないという人も49.9%を占めました。この結果は、親たちの間で読み聞かせが広く認知され、実践されていることを示しています。
また、読み聞かせを行っている人の中には、ボランティアや職務を通じて行っていた方もいらっしゃいます。お仕事やボランティアでの読み聞かせを経験した方は約30%にのぼりました。
読み聞かせはいつから?
読み聞かせを始める時期に関しては、「生後すぐの0歳から始めた」と答えた方が55.4%を占め、次いで1歳頃が25.9%、2歳頃が9.8%となりました。こうした早い段階からの読み聞かせが、子どもと本との良い関係を築くお手伝いをしていることが分かります。実際に寄せられたコメントの中には、「新生児から行った読み聞かせが今でも好きで、毎日何度も本を読んで欲しいと言われます」という喜びの声もありました。
一方、読み聞かせを行っている年齢の上限については、「未就学の頃まで」と答えた方が25.1%、「小学校低学年まで」が22.3%となり、子どもの成長に伴い、読み聞かせの頻度が減る傾向にあることがわかりました。ただし、「小学校に入学してからも、自分から読み聞かせを続けてほしいと言われた」という意見も翔けて、読み聞かせがこれからも続けられることが期待されています。
読み聞かせのタイミング
「家庭での読み聞かせはいつ行っているか」という質問に対して、77.09%が「就寝前」と回答しました。就寝の前に親子で過ごす時間が、安心感を与える重要なルーティンとして根付いているようです。また、お子さんが読みたがった時や休日など、様々なタイミングで楽しんでいる家庭も多いことが見受けられ、親子の時間を大切にする姿勢が浮き彫りとなりました。
読み聞かせで困ったこと
一方で、読み聞かせにおいて悩みを抱える方も少なくありません。回答者の中で約80%が何かしらの問題に直面していると述べており、特に「忙しくて時間が取れない」との意見が28.88%を占めました。その他にも「同じ本ばかり読まれる」、「集中して聞けない」といった声もあり、様々な悩みが共有されています。特に兄弟がいる家庭では、本選びや読み聞かせの時間が上手く取れないという難しさもあるようです。
この調査による結果は、読み聞かせが親子の成長においてどれほど重要かを再認識させるものでした。今後も「ヨメルバ」では、読み聞かせに関する更なる情報やリソースを提供していきます。この機会にぜひ、家族での読み聞かせを楽しんでみてはいかがでしょうか?