note株主優待制度
2025-08-19 16:06:54

note株式会社、初の株主優待制度を導入しクリエイター支援を促進

note株式会社、株主優待制度を開始



note株式会社は、2023年に株主優待制度を初めて導入することを発表しました。この制度は、同社への支援をいただいている株主に感謝の気持ちを表す取り組みであり、新たな試みとなります。優待品として提供されるのは、noteで利用できる「noteポイント」。これにより、株主がnoteのサービスをより身近に感じられる機会を提供し、同時にクリエイターへの支援も目指します。

株主優待制度導入の背景



note株式会社は、2022年12月に上場して以来、株主から大変厚いご支援を受けてきました。特に、Googleとの資本業務提携が話題を呼び、株主数が急増。2024年11月末時点で約7,000名だった株主は、2025年5月末には13,000名以上に達する見込みです。

また、2024年1月から開始される新NISA制度に伴い、個人投資家の数も大幅に増加しています。この流れの中で、株主優待への期待が高まっており、noteは株主への感謝を伝える機会を設けることにしました。

優待制度の目的



新しく導入される株主優待制度には、次のような目的があります:
1. 事業理解の促進とクリエイター支援 - 株主にはnoteポイントを通じて有料記事を購入してもらい、noteの魅力を実感していただくことを目指しています。また、クリエイターの活動を応援する仕組みともなっています。
2. 中長期保有の促進 - 1年以上の株式保有を条件とすることで、長期的な成長を見守る株主との絆を強めています。
3. 幅広い株主への還元 - 100株以上の保有株数から優待の対象となるため、多くの株主に参加してもらいやすくなっています。

株主優待制度の詳細



株主優待制度は、以下の条件に基づいて実施されます。
  • - 対象株主: 毎年11月30日時点で株主名簿に記載されている100株以上保有の株主で、1年以上継続保有している方。
  • - 優待内容: 株数に応じたnoteポイント(1ポイント=1円)を贈呈。
- 100株以上200株未満:3,000ポイント(3,000円相当)
- 200株以上:6,000ポイント(6,000円相当)
  • - 贈呈時期・方法: 定時株主総会の招集通知に案内を同封して送付します。初回の対象は2025年11月30日の株主名簿に記載された株主です。

noteポイント優待に込めた想い



noteポイントを優待品として選んだ理由は、株主が実際にnoteのサービスを体験することで、企業価値をより深く理解してもらいたいという思いからです。この優待を通じて、有料コンテンツに触れていただき、サービスの価値を感じ取ってもらえればと考えています。また、noteポイントを利用することで、クリエイターの活動を直接支援する形にもつながります。

株主との対話方針



note株式会社は株主優待制度だけでなく、投資家とのコミュニケーションの強化にも努めています。「IR noteマガジン」では決算情報や事業戦略を分かりやすく提供しており、株主ミーティングも開催して意見交換を行っています。次回の株主総会は2026年2月28日に予定されており、さらなる関係構築を目指しています。

noteは、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というミッションのもと、クリエイターや株主との連携を深めつつ、事業成長と株主還元の拡充を進めていきます。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: クリエイター note 株主優待

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。