AI Bricolage Session Season 2開幕、神山健治氏を迎えた新たな挑戦
デジタルハリウッド大学大学院が主催する「AI Bricolage Session – Season 2」が、2025年11月28日(金)19:00から開始されます。このセミナーの第1回は、アニメ『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズで名を馳せた監督・脚本家・演出家の神山健治氏がゲストとして参加し、「シナリオから映像への共創」をテーマに議論を行います。
今回のセッションについて
本セミナーシリーズは、2023年から2024年にかけて開催された前シリーズ「AI Bricolage Session」の大好評を受けてスタートする第2弾です。主に、AI技術の進化が創作活動に与える影響を深く掘り下げる内容が予定されています。特に、様々なクリエイターの視点を交えて、AIが創作行為にとっての持つ意義や限界を考察することが目的です。
第1回目のセッションでは、映画制作の現場においてAIが用いられる中で、物語構想から映像表現への移行や、創作プロセスへの影響について多角的に検討します。
ゲストプロフィール: 神山健治氏
神山健治氏は1966年に埼玉県で誕生し、アニメ業界での卓越したキャリアを誇る人物です。代表作には『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズに加え、『東のエデン』や『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』などがあります。近年では、劇場版『ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い』の監督も任されています。彼の豊富な経験と独自の視点は、本セミナーにおいて大いに価値のあるものとなるでしょう。
イベントの詳細
- - 日時: 2025年11月28日(金) 19:00 - 21:30
- - 会場: デジタルハリウッド大学 駿河台ホール
- - 参加費: 2,000円(税込)
- - 定員: 50名(先着順)
- - 申込リンク: 公式サイト
シリーズ開催概要
「デジタルハリウッド大学大学院×AI Bricolage Session - Season 2」は、2025年11月から2026年7月にかけて全5回のセッションが行われます。各回において異なるテーマとゲストが設けられ、AIとの共存とその影響を掘り下げるコンテンツが展開されます。情報通信技術の進化がもたらす新たな創造性についての視点を提供し、参加者たちとの意見交換を通じて理解を深めていく場となる予定です。
今後のセッション内容は次の通りです。
1.
第2回: 「創造の再定義とAI」 - 林信行氏
2.
第3回: 「音楽の未来の共鳴」 - 伊藤博之氏、後藤真孝氏
3.
第4回: 「ビジュアルアートとAIとの対話」 - 月神るな氏
4.
第5回: 「未来創作の逆理」 - 武邑光裕氏(予定)
このシリーズでは、異なる専門家の視点を交え、AIとの共存における理論と実践を探求することが求められます。参加者は、AIがどのように創作の過程に影響を及ぼし、未来の創作活動がどのように進化していくのかを一緒に考える貴重な機会を得られるでしょう。
本セッションの特徴
本セッションでは、理論と実践の交差点が重要なテーマとして位置づけられています。実際にAIを活用したクリエイターの体験談や、AI導入による予期せぬ影響などが共有され、参加者は多様な視点から学び合うことができます。また、本イベントでは、「ブリコラージュ」と呼ばれる試行錯誤を通じた創造性の構築が基盤にあり、AIを取り入れた創作活動に対する新しいアプローチを模索します。
今後の展開にも注目しつつ、創作活動におけるAIの役割についてぜひ考えてみてください。