生と死を問う舞台
2025-10-09 17:22:27

上枝恵美加とお笑いサタケ道場が舞台で問う生と死の意味

舞台『明治魍魎伝~不死伝説と龍の涙~』の魅力



2025年10月、舞台『明治魍魎伝~不死伝説と龍の涙~』が大阪で上演されることが決定しました。この作品は、お笑いサタケ道場の新作であり、元NMB48の上枝恵美加が出演します。劇団が赤字続きの中、命と倫理に関わる深遠なテーマに挑戦し、観客と共に「生」と「死」の意味を探る旅に乗り出します。

なぜ今、「生と死」を問うのか



この舞台が上演される2025年は、関西万博の開催年でもあります。万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。その中で、命に関するプロジェクトや展示が行われることから、多くの人々が命の意義について再考する機会となるでしょう。このような状況において、劇団は作品を通じて、命の大切さや難しさについて問いかける意義を感じ取っています。

制作の背景



本作の誕生背景には、作者である佐竹仁の大切な仲間の死が影響しています。普遍的なテーマである「死」や「別れ」を通じて、観客に「人はなぜ生き、なぜ死ぬのか」といった問いを投げかけます。また、現代においても関心が高まる「不老不死」のテーマを、明治時代の文脈に置き換え、過去を通じて現代社会を見つめ直す試みがなされています。

演出の工夫



舞台はお笑いサタケ道場ならではの独自の演出で彩られます。オープニングダンスや迫力のある殺陣、さらにはオカルトやファンタジーの要素を組み合わせることで、重いテーマを「かっこいいエンタメ」として観客に届けます。

あらすじ



舞台は明治時代。文明開化の影響を受けた日本の街には、未だに「奇跡」と「怪異」が息づいています。主人公でまじない師の常磐真澄とその弟子である白川陽菜は、ある晩、異国の少女を救うことになります。炎の龍が天を舞う光景は人々に恐怖をもたらし、次々と起こる火災や神隠し、暗殺が発生する中、科学と呪術、信仰と権力が絡み合うことに。
選択が、希望や絶望、不老不死の伝説によって、この時代の流れを大きく変えていくのです。

出演者情報



この舞台には、110万人以上のTikTokフォロワーを誇る上枝恵美加をはじめ、関西の実力派俳優たちが名を連ねます。さらに、毎回豪華ゲストも登場します。以下に出演予定のキャストを紹介します。
  • - 客演キャスト: 上枝恵美加、北小路まな、三浦求、林遊眠、吉田佳、牧野真人、難波優華、など。
  • - お笑いサタケ道場: 立部円、清水康司、冨田亜紗子、ゆきち、佐竹仁など。

公演情報



  • - 公演名: お笑いサタケ道場 第21回公演『明治魍魎伝~不死伝説と龍の涙~』
  • - 日程: 2025年10月16日(木)~19日(日)
  • - 会場: インディペンデントシアター2nd(大阪市浪速区)
  • - チケット料金: S席 9,000円 / A席 6,000円 / 応援チケット(配信・豪華特典付き)6,000円

チケットの発売は9月12日から開始されます。また、劇団のお笑いサタケ道場は、2001年に旗揚げされて以来、哲学や死生観をテーマにした福祉色が強く、観客に笑いと感動を届けてきました。

この機会に、命を考える舞台『明治魍魎伝~不死伝説と龍の涙~』をぜひご覧ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

関連リンク

サードペディア百科事典: 上枝恵美加 お笑いサタケ道場 明治魍魎伝

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。