ヨメルバ調査報告：図書館利用頻度が75%に達する現状とは

図書館利用実態調査：子どもとの関係強化の場

株式会社KADOKAWAが運営する「ヨメルバ」は、子どもと保護者、さらには子どもと接する職業の方々に向けた情報発信を行っています。そのなかで、公共図書館の利用についての調査を実施しました。特に、これから訪れる夏休みの時期に向けて、親子で図書館を利用する機会が増加することが期待されます。

調査の目的と概要

この調査は、公共図書館の利用状況や理由を明らかにするために行われました。2025年2月26日から4月10日までの間、ヨメルバ会員を対象にインターネット調査が行われ、1,753件の有効回答が収集されました。本調査の結果は、「ヨメルバ調べ」として引用可能です。

調査結果のハイライト

調査によると、参加者の約75%が月に1回以上図書館を訪れていることがわかりました。最も多くの方が「月2～3回」と回答し、家族での読書推進が印象的です。図書館の利用理由として「無料利用」が挙げられ、豊富な児童書が揃っていることからも、多くの家族が訪れているようです。

さらに、参加者からは「子どもが興味を持つものを探るため」や「良い本と出会うため」といったコメントが寄せられ、本を選ぶ楽しみだけでなく、親子のコミュニケーションの場としての機能も注目されます。「図書館の雰囲気が好き」という意見も多く、純粋にその場を楽しむ人々の姿が浮かび上がる結果となりました。

図書館の書籍購入について

調査の結果、公共図書館で借りた本を購入したことがあるという人はおよそ90%。疾走感あふれる読書ライフを送っていることがわかります。特に30%以上の方が10冊以上購入した経験があるという点も興味深く、図書館は本を借りるだけでなく、自宅でも読書を楽しむ重要な拠点となっているのです。

図書館での探究心が、自宅での読書体験にフィードバックされる様子が明らかになり、親子の読書時間が充実していることが伺えます。