エイブラー、IMART2025に協賛
日本のクリエイター支援に力を入れるカーペンストリートは、背景制作に特化した3Dソフトウェア「エイブラー(ABLUR)」および3D素材プラットフォーム「エイコン(ACON)」の運営を進める中、国際的な漫画・アニメイベントである「第6回国際マンガ・アニメ祭 Reiwa Toshima(IMART2025)」への協賛を決定しました。
IMART2025とは?
IMART2025は、マンガIPを中心に国内外の創作者や出版社、制作会社が集まる国際的なカンファレンスです。2023年11月12日に開催されたイベントでは、Webtoon戦略や越境IP展開など、最新のテーマに基づく多彩なセッションが行われ、業界の未来を見据えたディスカッションが繰り広げられました。特に、マンガからアニメ、映像、海外展開に至るまでの多様な話題が提供され、参加者たちの関心を引きました。
カーペンストリートの協賛は、これらの取り組みがクリエイターの制作環境をより良くするための一環として位置づけられています。彼らの製品であるエイブラーは、特に日本のクリエイターに対して、その使用を広めることを目指しています。
エイブラー(ABLUR)について
エイブラーは、クリエイター専用に開発された3Dソフトウェアであり、背景作成に特化しています。このソフトウェアは、複雑な3Dモデリングの知識がなくても利用でき、直感的なユーザーインターフェースを備えています。ユーザーは3D素材を読み込み、構図やカメラ、光源を簡単に調整し、漫画制作に最適な2D背景を出力することが可能です。背景の制作時間を最大90%短縮できるこのツールは、多くのクリエイターにとって貴重な助けとなっています。また、現在は日本語版が提供されており、国内市場での導入支援や教育サポートの充実も進めています。
エイコン(ACON)とは?
エイコンは、世界中のクリエイターに利用されている素材プラットフォームであり、漫画やイラスト制作に最適化された数千点もの高品質3D素材を提供しています。特に韓国では、フルカラー・週刊連載が主流となるWebtoon制作環境の基盤として広く認知されており、その効果的な運用がWebtoon市場の成長を支えています。現在では、業界の約90%が利用するスタンダードなサービスとなっており、その影響力はますます拡大しています。
今後の展開
本イベントを通じて、カーペンストリートは国内外のクリエイターに向けたサポートを強化し、新たな制作環境の向上を図る姿勢を示しています。また、IMART2025の主催者である一般社団法人MANGA総合研究所は、2026年3月24日から27日まで「IMART2026春 Global Business Matching」も開催することを発表しており、国際的な協業の機会を提供します。これにより、企業間の業務提携や具体的な商談の推進が期待されています。
カーペンストリートの公式サイトやSNSを通じて、最新情報やサポート内容についてぜひチェックしてみてください。エイブラーとエイコンは、今後も日本を含む世界中のクリエイターの力を支えていくことでしょう。