春高バレー開幕を控えた馬場柚希選手の意気込み
2026年1月5日(月)に開幕する「春の高校バレー JVA全日本バレーボール高等学校選手権大会」。その前に、金蘭会高校(大阪)の主将であり、今注目の選手、馬場柚希選手に独占インタビューの機会を得ました。彼女は、中学時代から国際大会に出場し、2025年にはU19女子日本代表に選ばれるなど、豊富な経験を持つ選手です。今回のインタビューでは、彼女が抱く春高バレーへの思いや、成し遂げたい目標について詳しくお話を伺いました。
高校生活最後の春高バレーに向けた思い
馬場選手が高校生活を締めくくる春高バレー。しかし彼女にとって、この大会はただの最後の試合ではありません。彼女は「日本一を獲ることが目標です。インターハイで優勝した今年ですが、油断はできません。国体を見ていても、他のチームは成長していましたから、私たちもチャレンジャーとして挑みたいです」と語ります。
金蘭会高校は「中国インターハイ2025」で見事連覇を達成し、春高バレーでも優勝候補の一つとされています。馬場選手の率いるチームがどんなパフォーマンスを見せるのか、全国から注目が集まっています。
インターハイ敗北を活かしたチームの成長
彼女は「インターハイ予選では、大阪国際高校に敗れたことで、自分たちの課題を見つめ直すことができました」と振り返ります。敗戦後、3年生だけで集まり、自分たちの練習の質をどう向上させていくかを話し合ったとのこと。この討論を通じて、チームメンバー同士がよりオープンに意見を交換し、互いに高め合えるようになったそうです。「あの負けがあったからこそ、インターハイで優勝できたと思います」と強調する姿には、責任感とリーダーシップが滲み出ています。
未来の目標と選手像
将来的に馬場選手は「日本を代表する選手になりたい」と語る彼女。金蘭会高校の監督からも「馬場の世代が日本のバレー人気をもっと上げていかないといけない」との激励を受けているようです。国際大会での経験から、彼女は「世界のブロックはとても高く、体格の良い相手にどう勝つかが難しい」と感じています。しかし、日本が得意とするつなぎの攻撃で勝利を目指し、その一員になりたいという強い意志を持っています。さらに、「今の自分はレシーブが得意ですが、決め球がまだなので、スキルアップを図りたい」と、自らの成長に対する意欲も見せてくれました。
まとめ
春高バレーを控えた馬場柚希選手の熱い思いは、彼女の競技への情熱と努力の結果です。彼女が日本一を目指す姿勢と、チームを率いるリーダーとしての自覚は、必ずや大会中に結果として現れることでしょう。学生スポーツの未来を担う馬場選手の活躍に、期待が高まります。彼女のプレーと共に、金蘭会高校の躍進を見逃せません!