ビジネスにおける倫理の重要性を訴える新刊『クリエイティブ・エシックスの時代』が登場

新たな時代のビジネス倫理を探る: 『クリエイティブ・エシックスの時代』

2025年2月26日、著名なクリエイティブ・ディレクターでありコピーライターの橋口幸生氏による新刊『クリエイティブ・エシックスの時代世界の一流ブランドは倫理で成長している』が発売されます。本書は、広告とマーケティングの専門出版社、株式会社宣伝会議からリリースされ、全国の書店およびオンラインストアで購入可能です。

この書籍は、現代のビジネスパーソンに向けて、倫理（エシックス）の重要性とその具体的事例を詳細に説明するものです。企業やブランドの評価は、倫理の有無によって大きな影響を受ける時代において、ビジネスパーソン全員が読まなければならない一冊と言えるでしょう。

倫理の重要性とその影響

最近では「倫理」という言葉が、企業の経営やブランド戦略においてますます重要視されています。倫理観が欠如した企業の情報発信や行動は批判の的となる一方で、高い倫理基準を持ち、そのことを明確に示す企業は、評判を上げることに成功しています。このように、倫理はもはや選択肢ではなく、ビジネスにおける根幹をなす要素となっており、企業の成長や価値を左右する大きな要因となっています。

「クリエイティブ・エシックス」の視点

本書で提案される「クリエイティブ・エシックス」とは、「どのように世界をより良い場所にするか？」という視点から物事を判断する考え方です。このマインドセットは、ビジネスにおいてクリエイティブな取り組みを進める上で重要な役割を果たします。特に、最近のヒット作においては倫理を基盤にしたクリエイティブが数多く見られ、従来の炎上対策としての守りの姿勢から、魅力的な作品を生み出すためのエンジンとしての役割が強調されています。

橋口幸生氏のプロフィール

著者である橋口幸生氏は、電通に所属するクリエイティブ・ディレクターであり数々の受賞歴を持つ一流のコピーライターです。彼の代表的な作品として、伊藤忠商事「キミのなりたいものっ展？with Barbie」やNetflixシリーズ『三体』などが挙げられます。デジタル時代において、彼は常に新たなアイデアや表現を追求し続け、多様な視点を持つクリエイティブ・チームを率いています。

特別イベントと早期販売

さらに、青山ブックセンター本店において、本書の先行販売が2月15日から開始されることが決定しました。また、著者による選書フェアも行われ、本書のリリースを記念した特別なトークイベントが開催されます。トークイベントでは、ヘラルボニーのクリエイティブディレクターである桑山知之氏が招かれ、「なぜ今クリエイティブ・エシックスがブランドに求められるのか？」というテーマでお話しされます。手話通訳も付くため、より多くの方々が参加できる機会となっています。