「十和田湖 冬」が登場
2025-03-01 02:33:17

北日本の美しい冬を音で表現した新作アルバム「十和田湖 冬」登場

北日本の美を音で表現した「十和田湖 冬」の魅力



日本の冬の美しさを音で感じられるアルバム、「十和田湖 冬(Towadako Winter)」が2025年2月28日にリリースされる。この作品は、Nick Woodによる五部作シリーズの最終章で、北日本の季節の移り変わりを記録し、自然やセルフリフレクション、ウェルビーイングをテーマにした没入感のあるアンビエントミュージックを提供している。

厳しさと美の二面性を表現



「十和田湖 冬」では、冬の厳しい様子とその圧倒的な美しさという二つの側面が表現されている。Woodは、「この湖の冬は最も過酷でありながら、同時に最も美しい季節でもある」と語る。彼の小さなボートハウスへのアクセスが雪で困難になる中、厳しい寒さの中から温かい部屋から湖を眺めることで、自然への感謝の気持ちが湧いてくるという。

アイス・マリンバの創造



この作品には、北日本の氷の世界にインスパイアを受けた「アイス・マリンバ」という音楽楽器が登場する。地元の八戸製氷冷蔵株式会社で作られたこの氷の楽器は、スノーモービルでスタジオに運ばれ、演奏後には自然に戻る。繰り返される音のモチーフとして、この楽器が作品の中心的存在となっている。

技術と自然の融合



Woodと彼のチームは、十和田湖の自然美を2年かけてフィールドレコーディングし、植物の微小な電気信号を音に変換する「PlantWave」というデバイスを使用。これにより、自然音とENモーショナルな要素が融合した、没入感ある音楽体験を生み出した。また、最終楽曲はDolby Atmosでミキシングされ、立体的なサウンドが楽しめる仕上がりとなっている。

豪華な共演者たち



この作品には、日本人アーティストNoricoやYula Yayoiがボーカルとして参加し、Sean Halleyがエレクトリックギター、Adam Jamesがアコースティックギター、Ariel Solがハープ、Jordan Tealがベースを担当。Martha Collardによるゴング、グラスハープ、フィンガーベルも加わり、自然の音と感情的な要素が見事に融合した。

リリース情報



「十和田湖 冬」は、Alan Mawdsleyとの共作、赤工隆による録音を経て、ロサンゼルスのFederico GiordanoによるDolby Atmosミックスを通して完成した。音楽は2月28日よりSpotify、Apple Musicなどで世界配信される。自らの音楽を通じて、北日本の自然美を体感してほしい。

Syn株式会社について



「十和田湖 冬」をリリースするのは、音楽制作会社Syn。1991年に設立され、東京を拠点に世界中で活動を展開している。音楽とサウンドを通じて、さまざまな才能を持つアーティストやクリエイターとともに、独自の音楽プロジェクトを展開している。

日本の自然の美しさを音楽で表現したこの作品をぜひお楽しみに。


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