60代女性の靴選び事情を深掘り
ファッション雑誌『素敵なあの人』が行った調査によれば、60代の女性たちが靴について抱える課題や興味が明らかになりました。148名を対象にしたアンケート結果をもとに、現代の60代女性が何を求め、どのように靴を選んでいるのかを探ります。
調査の概要
調査は2025年8月16日から9月15日の期間に行われました。対象は60代女性で、アンケートはWEB形式で実施されました。結果として有効回答数は148件となり、このデータをもとに60代女性の靴事情を詳しく見ていきます。
60代女性の靴への悩み
66%の回答者が靴に悩みを抱えていることが分かりました。最も多かった悩みは「疲れる・痛くなる」という声で、サイズや幅、足の形にまつわるフィット感の問題も挙げられました。特に「外反母趾」を抱える人も多いようで、健康面での懸念が見受けられます。
靴の保有数は「4~6足」といった回答が最も多く、次いで「9~10足」の声もありました。しかし、実際に日常的に使用している靴の数は「1~3足」に凝縮されており、これは多くの靴が下駄箱で眠っている現実を示しています。
スニーカーの人気
調査において明らかになったのは、60代女性にとってスニーカーが圧倒的に人気のある靴であるということです。保有率は92%、使用率は70%にものぼります。このデータから、スニーカーが彼女たちの生活に欠かせないアイテムであることが推測されます。サンダルやパンプスの人気も見受けられますが、スニーカーが主役である点が特筆すべき事項です。
購入行動とその悩み
靴を購入するタイミングとしては、「必要なとき」と「ときめいたとき」が多く挙げられました。機能だけではなく、デザインが重要視されていることも明らかです。しかし、実際には約半数の回答者が購入失敗の経験があり、その原因として「試着時はよかったのに、後にサイズが合わなくなった」という声が挙げられています。さらに、「長時間歩くと痛くなる」といった意見も目立ちました。
靴選びのポイント
この調査から、60代女性にとって「痛くない」「疲れない」という機能性が極めて重要であることがわかりました。それに加え、デザイン性も、靴選びには欠かせない要素として上位に位置づけられています。読者の要望としては、どのようなスニーカーが品良く見えるか、また、カジュアルなファッションにマッチする履きやすい靴はどこで手に入るかといったニーズもあることが指摘されています。
ライターの見解
『素敵なあの人』の編集長である神下敬子氏は、世代に関係なくカジュアルファッションが主流になったことで、スニーカーが注目されているとコメントしています。年齢を重ねてもスタイリッシュでいたいという女性たちの意識が反映されているようです。今後も、機能性とデザイン性を兼ね備えた靴が求められることでしょう。
まとめ
この調査結果は、60代女性の靴事情を深く理解する手がかりとなります。彼女たちが求める靴は、単なるファッションアイテムではなく、生活の質を支えるための重要なパートナーであることが示されています。『素敵なあの人』の今後の特集にぜひご期待ください。
出典: 『素敵なあの人』2026年2月号(2025年12月16日発売)