西村和彦が語る旅の思い出とブルートレインの魅力とは

人気番組『友近・礼二の妄想トレイン』に俳優の西村和彦が登場し、魅力的な旅の様子を披露します。放送は10月28日（火）の夜9時から、BS日テレにて放送される予定です。西村は、自身の興味を持つ鉄道や機械に対する深い造詣を活かし、素晴らしい列車旅を体験します。今回は、静岡県の大井川鐵道でお酒を楽しむ「ビール列車」に乗車することがメインの内容です。ビール列車は、復活を遂げた寝台特急ブルートレインに乗ることができる特別な機会です。早くもテンションが高い彼にとって、今回の旅は特別な思い出となることでしょう。

鉄道への情熱

旅の始まりは、大井川鐵道の新金谷駅から。ここでは、国鉄時代に使用されていた転車台の存在が西村を興奮させます。その愛情は非常にこまやかで、彼はその魅力を語り始めます。先にアトラクションが待っているにも関わらず、朝から熱心に車両やメカに関心を寄せる姿は、まさに鉄道ファンの鏡です。同行する友近や礼二は、西村の熱く豊かなトークに圧倒されつつも、時折ツッコミを入れながら楽しんでいるようです。

ビール列車とブルートレイン

毎年夏恒例のビール列車。今年の列車は特に楽しみなようで、ブルートレインの復活が一つの大きなポイントとして挙げられます。西村は「姿も見たいし、乗ってもみたいし、飲んでもみたい」と、ブルートレインに対する期待を隠せません。実際に彼には、1970年代の若かりし日々にあのブルートレインでの思い出があり、それが今、特別な感情を伴って呼び起こされるのです。対して、礼二は意外にもブルートレインには一度しか乗ったことがないと語り、微笑ましい思い出を回想します。

車窓からの絶景

ビール列車に乗車する前に、まずは大井川鐵道の車窓を存分に楽しむ旅がスタートします。緑が広がる美しい車窓風景と、歴史ある駅舎の姿に、友近は「ドラマの舞台にもよくなりますもんね」と感動を表します。また、名物の駅弁を味わいながら、旅の味わいも堪能します。ここでも、西村は自らの知識を駆使し、列車やバスの機械的な側面について熱心に語るのです。

愛息との思い出

途中での観光として、千頭駅にあるSL資料館にも訪れます。西村は、実は愛する息子と一緒に訪れた経験があることを告白し、感情的な瞬間をシェアします。その思い出は、彼にとって特別な意味を持つようです。友近が思わずフォローするほどの切なさが漂う中、西村の語りはさらに深く、悔しさや愛情が交差します。

様々なトラブルに遭遇

しかし、旅は決して順風満帆ではありません。22年の台風の影響で不通区間にさしかかり、バスに乗り替える一幕もありました。そのバスに乗り込むと、西村はまたもや、「メカ触りたい」とばかりに、ハイテクなバスの機能について解説するのです。他にも、美しい茶畑を見ながらのんびり旅を続ける様子が描かれています。

クライマックスへの期待

井川線に乗り換え、吊り橋での撮り鉄挑戦もありましたが、予期せぬ失敗に「俺やっぱり撮り鉄は無理」と、しょんぼりとした表情を見せる西村。このように、どれだけ旅を楽しもうとも、時にはうまくいかないこともあるのです。そして、いよいよ後編では待望のビール列車の乗車が待ち構えていて、西村のテンションはどうなるのか、これからの展開に期待が寄せられます。彼の熱き鉄道愛、そして親子の絆が、次回以降どのように描かれていくのか、非常に楽しみです。