少女と魔者が結ぶ契約、成長を描く新連載『おちこぼれ退魔師の処方箋』

新時代のファンタジーが開幕！

2025年6月20日、待望の新連載『おちこぼれ退魔師の処方箋』が、マイクロマガジン社から発行の月刊Webコミック誌「コミックライドivy（アイビー）vol.29」に登場します。この作品は、原作に田井ノエル氏を迎え、コミカライズは香野イツキ氏が手掛けています。

物語の背景と登場人物

物語の主人公、咲楽は退魔師の家系に生まれましたが、残念ながら退魔の才能を持っていません。その代わり、彼女には魔者を癒す特別な力が与えられています。咲楽は一族からは疎まれながらも、自身の力を使って弱った魔者を助け続ける日々を送っています。彼女はそんな中で、もちろん困難に直面します。穢れに侵され、限界を迎えつつある中、彼女にも救いの手が差し伸べられることになります。

その手を差し伸べるのは、なんと“常夜ノ國”の鴉という名の魔者。彼は咲楽に「汝、うちの商品にならない？」と契約を持ちかけます。この奇妙な契約によって、咲楽と鴉は共に冒険を繰り広げ、成長と再生の物語が始まるのです。

読者を魅了する魅力

『おちこぼれ退魔師の処方箋』は、ただのファンタジーではありません。この作品は、成長するキャラクターたちの心理描写や、彼らの間に生まれる絆を重視したストーリー展開が魅力です。咲楽と魔者の間に交わされる契約は、彼女自身の成長を促すだけではなく、彼女がどのように自分の力を受け入れていくのかという内面的な旅にも焦点が当てられます。

また、香野イツキ氏の手による美麗な絵柄は、物語の持つ幻想的な雰囲気を一層引き立て、読者はページをめくる手が止まらなくなることでしょう。