赤峰幸生の流儀、再び照らされる
1950年代からファッション界で活躍し続けている赤峰幸生氏の著書『赤峰幸生の流儀着ること、生きること』が、このたび2刷重版を迎えることとなりました。本書は、彼の独自の視点から描かれたスタイルと暮らし方についてのエッセイ集です。
赤峰幸生のプロフィール
赤峰幸生は1944年に東京都目黒区で生まれ、桑沢デザイン研究所を卒業後、数々のトラッドブランドの企画やデザインを担い、名声を築きました。1990年には自身の会社インコントロを立ち上げ、海外ブランドの販売とも関与し、多角的なアプローチでファッション業界に貢献してきました。近年では、カスタムクロージングブランド「Akamine Royal Line」を通じて、クラシックな衣食住文化を次世代に継承しています。
2刷重版の内容
本書には、赤峰氏が過去に朝日新聞で連載していた『男の粋を極める 装い歳時記』に基づくエッセイや、著名人との対談、また彼にとっての「聖地」である日本民藝館の訪問記などが含まれています。特に、彼が提唱するライフスタイルや装いの哲学は、トレンドに流されることなく、個々の生活に潤いをもたらす内容です。
収録内容のハイライト
- - 男になるために:コラム「手土産」の流儀や、四季折々の生活に役立つ知恵が満載です。
- - 赤峰流装い講座:男の三原色を極めることから、街のセンスを盗むテクニックまで、様々なスタイリングのヒントが紹介されています。
- - 食文化の探求:神田まつやでのそばを手繰る体験や、日本民藝館での柳宗悦との心の対話を通じて、赤峰氏の哲学がさらに深まります。
読者へのメッセージ
この一冊は、装いとライフスタイルが密接に結びついていることを教えてくれます。訪れる季節ごとに、生活の中に「和の暦」を取り入れることや、健康的な食事のすすめは、現代人に欠かせない知恵です。特に、赤峰氏のトレンドに流されない生き方は、多くの人々にとっての指針となることでしょう。
出版情報
書籍は2025年2月27日に発売され、定価は2,420円(本体価格2,200円+税)です。128ページの内容が詰まった本書を手に取れば、あなたのスタイルと暮らしが新たに輝き出すことでしょう。
赤峰幸生の流儀を学び、「生きること、着ること」の本質を再発見するために、ぜひこの書籍を読んでみてください。