『アニマル・マシーン』復刊プロジェクトの詳細
2024年3月12日、東京都に拠点を置く合同会社OTANIACSが運営する「白蝶社」が、動物福祉の古典である名著『アニマル・マシーン』の復刊を目指してクラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、動物たちの苦しみを知り、より良い未来を作るための重要なステップです。
書籍の背景
『アニマル・マシーン』は、1964年にイギリスで初版が発行され、当時の畜産業の現実を暴露した衝撃的な作品です。この本は、長い間絶版となっていたため、現在は手に入りにくい状態にあります。しかし、最近の「倫理的消費」や「動物福祉」に対する関心の高まりから、この本が持つ重要性はますます増しています。
プロジェクトの目的
本プロジェクトには、以下のような目的があります。
- - 絶版となった『アニマル・マシーン』の復刊
- - 動物福祉に対する社会的な意識の向上
- - 書籍の普及活動や啓発活動の実施
具体的には、復刊に向けて翻訳や編集、デザイン、印刷を行うことに加え、書店への配本やイベントの開催も予定しています。また、動物福祉に関連する講演会やワークショップを通じて、広く人々の理解を深めることでしょう。
限定リターンについて
支援者には金額に応じたさまざまなリターンが提供されます。書籍の先行予約販売はもちろん、オリジナルグッズやオリジナルブレンドティー、さらにはワークショップやトークイベントへの参加も可能です。この機会に支援を通じて、動物福祉に関心を持つ仲間とともに未来を切り開いていきましょう。
新たな解説文とデザイン
今作では、特に注目すべき点は、新たに書き下ろされた解説文です。日本獣医生命科学大学名誉教授の植木美希氏が追加で解説を加えることで、現代に即した内容に生まれ変わります。さらに、人気イラストレーターの石橋澄氏による装画も見逃せません。イギリスでの生活経験を活かし、素晴らしい田園風景が描かれる予定です。
オンライントークイベントのご紹介
プロジェクトの一環として、4月上旬には「なぜ今『アニマル・マシーン』の復刊が必要なのか?」をテーマにしたオンライントークイベントが行われます。ゲストには、同書に編集協力を行った上原まほ様を迎えます。詳細は後日発表予定ですので、ぜひともご参加ください。
白蝶社について
白蝶社は2022年に設立された「ひとり出版社」です。初の出版作以降、社会に貢献することを使命として、多くの書籍を世に送り出しています。これからも無理せず、良質な本を提供し続けることを目指しています。
クラウドファンディング概要
実施期間:2024年3月12日〜2024年5月1日
目標金額:1,300,000円
* 形式:All-or-Nothing形式(目標金額に達した場合のみ成立)
多くの方々のご支援が、このプロジェクトを成功に導く大きな力になります。ぜひともご協力をお願いいたします!
お問い合わせ先
白蝶社代表:鈴木豊史
Email:toyofumi.suzuki@otaniacs.tokyo