フランス在住ママの優雅な暮らしの秘訣
フランスに住む日本人ママ、ロッコさんは、3人の子どもたちとフランス人の夫と共に、完璧を求めず、むしろ「ちょうどいい」生き方を見つけました。今回は、彼女が提唱する「賢く手を抜き優雅に生きる暮らし方」を4つのテーマに分けてご紹介します。
フランス流シンプルな生活
ロッコさんの生活はシンプルでありながら充実しています。「火を使った朝ごはんはつくらない」という彼女の思想は、朝からストレスを抱えることなく、子どもたちとの時間を楽しく過ごすことに集中するための知恵です。料理に手間をかけず、フルーツやヨーグルト、シリアルなど簡単で栄養価の高い食事を選ぶことで、手間を減らし、朝のルーティンを明るくしています。
学びは自己責任
子どもたちが学校に行く準備をする際、ロッコさんは「忘れ物も経験」と考えています。子どもに自分の持ち物を管理させることで、彼らの自己責任感を育むという考え方です。このように、親が全てを手助けするのではなく、子どもが自ら学ぶ機会を持つことが大切だと彼女は語ります。日本でも、多少の失敗を通じて学びを得ることはできるのです。
コミュニケーションのシンプルさ
フランスの文化ではシンプルなコミュニケーションが重視されます。友人や知人を誘う際には、堅苦しくなく、カジュアルな一言で済ませることが多いです。この自然体での関係性が、ストレスを軽減し、心地よい人間関係を築くことに繋がっています。日本でも、もっとフランクな交流ができれば、お互いにとって楽になるはずです。
ママの時間も大切に
ロッコさんは「ママだって1人で出かけるべき」と強調します。自身の時間を持つことで、精神的なリフレッシュができ、結果として子どもたちとも良い関係を築く手助けになります。子どもを育てることに全てを捧げるのではなく、自分を大切にすることが家族全体への良い影響を持つのです。
ロッコさんのリアルな日常
ロッコさんは、Instagramで彼女のリアルな日常を発信しています。特に「フランスでやめたこと」など、完璧を求めず、肩の力を抜いた暮らしの様子を伺うことができ、多くのフォロワーから共感を得ています。また、音声プラットフォームVoicyでも、フランスでの生活、歴史、環境問題、女性の生き方などについて自身の視点で語っています。
まとめ
ロッコさんの暮らし方は、特に多忙なママたちにとって、有意義なヒントが満載です。「完璧」を求めず「ちょうどよい」を追求する姿勢は、誰もが取り入れることのできる素晴らしいメッセージです。フランスからのこの贈り物を学ぶことで、日常生活にゆとりを持ち、よりラクに生きていけるのではないでしょうか。今後、彼女の著書『フランス人はママを理由に諦めない』が全国書店で発売されるので、ぜひ手に取ってみてください。