小越勇輝が魅せるサスペンスコメディーの絶妙なバランスとは
BS日テレで放送される人気シリーズ「旅人検視官 道場修作」の第4弾が、3月22日(土)夜7時から放送されます。本作では、主演の内藤剛志が演じる元警視庁検視官・道場修作が、故妻の遺した雑記帳を手にバスツアーに参加し、思いがけず殺人事件に巻き込まれる様子が描かれます。今回はその若手鑑識係役を務める小越勇輝に焦点を当て、彼の役作りや撮影現場の様子を伺いました。
コメディー要素を取り入れたサスペンス
小越が演じるのは、南砺中央署のデビューしたばかりの鑑識係、佐久間涼介。道場修作の助言で事件に気づくものの、憧れの先輩である道場に弟子入りを断られ、果敢に事件解決に挑む姿が印象的です。コメディー的な要素を加えつつ、緊迫感あるサスペンスも展開される中で、どう見せるかが彼の挑戦です。
小越は「台本を読んでいると、あまり緊迫したやり取りばかりではなく、コミカルな部分も多くて驚きました。サスペンスだからこそ、見る人が気楽に楽しめる要素が詰まっているんだなと感じました」と語ります。物語の中で道場修作と涼介のやり取りが笑いを誘い、視聴者を惹きつけるシーンが数多く存在します。
先輩との共演で得た貴重な経験
小越は内藤との共演についても触れ、「同じ現場での3回目で、内藤さんが覚えてくれていて嬉しかったです。大先輩ながらも、私たちと同じ目線でコミュニケーションを取ってくれる姿に感謝の気持ちでいっぱいです」と話します。長期間の撮影を通じて、プライベートの時間を一緒に過ごしながら、同世代や先輩方ともお芝居以外の話を交えながら貴重な時間を過ごせたことが、彼にとっての印象深い体験となったようです。
道場修作との絆
この作品の魅力は、道場修作が事件を解決するプロセスだけでなく、彼の人柄にもあります。内藤の演技にその魅力が加わり、愛情ある人物として描かれていることから、小越は「新米鑑識係」として彼にリスペクトを持つ役柄を演じています。「自分のしつこさが笑ってもらえたら嬉しいです」と彼は付け加え、この関係性が物語を一層深くしていると感じています。
放送予定の詳細
「令和サスペンス劇場『旅人検視官 道場修作〜富山県 庄川温泉郷殺人事件〜』は、富山県南砺市を舞台にした物語が繰り広げられます。雪の中で発見された身元不明の遺体、秘境の温泉宿で繰り広げられる緊迫した状況など、多くの謎が次々と明らかにされていく過程は見逃せません。
まとめ
小越勇輝のサスペンスコメディーにおける新たな挑戦がどう表現されるのか、ぜひ矢印を向け、22日の放送を楽しみにしましょう。彼と道場修作の織り成すドラマにご期待ください!