日本とイタリアの架け橋、ジュエリーデザイナー水野薫子
日本を代表するジュエリーデザイナー、水野薫子。彼女の最新作品集『GIOIA 水野薫子の煌めきの世界』が、2026年2月1日に出版されます。この本は、1980年代から続く彼女の創作活動をまとめたもので、特に印象的な側面は、水野の作品がイタリア、トリノのアッコルシ・オメット美術館に2点永久展示されることが決まったことです。
GIOIA—喜びの象徴
『GIOIA』はイタリア語で「喜び」を意味し、同時に「ジュエリー」の意も含まれています。水野薫子は、彼女の作品を通じて人々に喜びをもたらすことを願っています。美しいものは人生を照らす光となり、心を豊かにする力を持つと彼女は信じています。この本には、彼女のジュエリーが持つ煌めきと、その背後にある思いが詰め込まれており、読者に感動を与えてくれるでしょう。
アトリエの記憶、創作の足跡
水野薫子は、デビアスコレクションでの入賞、イタリアでの個展、そして五感で楽しむドラマティックなジュエリー制作を経て、確かな技術と独自の美意識を育んできました。特に、アッコルシ・オメット美術館での永久コレクションに至るまでの道のりは、彼女の歩んできた歴史そのものです。これまでのキャリアを振り返り、彼女の作品がどのようにして形成されてきたのか、そのプロセスを知ることができるのが本書の魅力です。
美術館での展示作品について
永久展示される作品は「夜叉が池」と「天守物語」がテーマです。日本の文学作品に触発されたこのジュエリーは、幻想的な物語を表現したもの。泉鏡花の独特の世界観が融合し、イタリアのカメオ技術と共鳴しています。その結果、どの作品もユニークな輝きを放ち、今後も語り継がれることになるでしょう。彼女の作品は、異なる文化や美意識が共存する証でもあり、とても重要な意味を持っています。
著者プロフィール:水野薫子
水野薫子は、学習院大学英米文学部を卒業し、株式会社ヴィアカオルコを運営しています。フランス現代アートの巨匠、ジョルジュ・ブラックの作品に影響を受けて、ジュエリーデザイナーを志しました。1988年以降、日本とイタリアで長年にわたって個展を開催しており、2025年にはアッコルシ・オメット美術館に作品2点が常設されることが決まっています。また、公益社団法人日本ジュエリーデザイナー協会に所属し、アテナ宝石デザイン研究所の代表も務めています。
書籍情報
『GIOIA 水野薫子の煌めきの世界』の詳細は以下の通りです。
- - 発売日:2026年2月1日
- - 定価:5,500円(税込)
- - 仕様:A4変型、144ページ
- - 発行:株式会社世界文化社
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