2Dと3Dの融合を学ぶ！Blender Aniput Training第2期が始動

アニメーションの新時代を切り開く特別講座が開講

株式会社Onakamaは、アニメ監督のりょーちも氏を講師に迎え、アニメクリエイター向けのBlender Aniput Training第2期を開始します。この5ヵ月間の集中講座では、2Dと3Dの技術を融合させたショートアニメーションを制作するための実践的なスキルを学ぶことができます。

開講の背景

近年、アニメ制作の現場では2Dと3Dを組み合わせた手法が急速に普及しています。特にBlenderは、そのスピード感とコストパフォーマンスの高さから、個人クリエイターから商業プロジェクトまで幅広く利用されています。シンプルで使いやすいワークフローが求められる中、株式会社Onakamaでは3年間にわたりりょーちも氏とともにBlenderを用いた制作方法を進化させてきました。

第2期の講座では、これまでの実績を基にした内容が提供され、「学ぶ→つくりきる」というプロセスを通じて、クリエイターの創作力を引き出すことを目指します。アニメやイラスト、漫画制作に興味がある方々には、特に魅力的な機会となることでしょう。

講座の内容

この講座は全18回のプログラムとして構成され、座学だけでなく、実践的な作業会も含まれています。受講生は、Blenderを駆使して2Dと3Dのさまざまな表現技法や制作フローを学ぶことができます。

【Blender基礎編】

最初に受講生はBlenderとGrease Pencilの基礎知識を習得します。よく使われる機能や基礎動作についての理解を深めることで、今後の制作に向けた土台を固めます。

【2Dスキル編】

次に2Dスキルに焦点を当て、Grease Pencilを使用したアニメーション描画法や2Dレイアウトの制作方法を学びます。これにより、実際のアニメーション制作の基礎を築くことが可能です。

【3Dスキル編】

続いて3Dスキルを強化し、作画ガイド用のモデリング技術や3Dレイアウトの構築方法を習得します。また、アニマティクス設計の基礎も学ぶことで、映像をより効果的に表現する手法を身につけます。

【2D＆3Dアニメーション編】

最後は、実践的な課題として「パルクール」を題材にしたアニメーション制作を行います。ここでは、2Dと3Dを融合させた演技付けや動きの設計に挑戦し、実践的な制作スキルを磨き上げます。

受講のポイント

第2期は、前回の講座からボリュームアップし、全18回の内訳は、講座が11回、EXTRAが2回、作業会が5回となっています。これにより、より深い理解と実績を積むことができるよう設計されています。特に「つくりきる力」を育むため、「講座で学ぶ」「課題をやって学ぶ」「質問して学ぶ」という学習サイクルを通じて、受講生一人一人がスキルを確実に身につけられる環境を整えています。