スターツ出版が贈る新刊情報
スターツ出版株式会社が、自社が運営する小説投稿サイト『野いちご』や『Berry’s Cafe』、『ノベマ!』を通じて、注目の新刊4点を11月28日(金)から全国書店で発売します。これらの作品は、若者たちの心に響くストーリーや法則を利用した、多彩なテーマを扱っています。以下にそれぞれの魅力をご紹介します。
『私を選べばよかったのに』
著者:此見えこ、イラストレーター:ykn
この作品は、直紀と美少女・柚との複雑な関係を描いています。直紀は高2の春、柚と出会ったことから運命が大きく狂います。柚の悲運な結末に直面する中で、直紀は他の友人たちの誘いを受け、どの道を選ぶかが今後の人生に影響を与えることとなります。彼が選んだのは何か、そしてその選択が彼女たちをどう変えていくのか…。物語は、選んだ相手によって異なる結末が用意されており、読者の選択が物語に影響を与える仕組みが魅力です。
『友達になった人気者が、人間じゃなかった話』
著者:夏越リイユ、イラストレーター:510
主人公の久世叶月は、華やかな存在である清永雷という男子と友達になりますが、彼の正体は人間ではないことに気づきます。雷との交流は、一見普通で楽しい日々を思わせますが、叶月の知られざる秘密が次第に関係を危うくしていきます。異形の存在との友情を描くこの物語は、一夏の濃密な日常が展開されます。叶月が雷との関係をどのように維持し、周囲との葛藤が繰り広げられるのかが見所です。
『姉の身代わりに生贄となったはずの私が、鬼の花嫁として愛されています』
著者:朝比奈希夜、イラストレーター:すがはら竜
華子は、双子の姉・結子の身代わりとして鬼の生贄になる運命を背負っていました。しかし現れた鬼・天満は、華子を花嫁として迎えることになります。華子が持つ特別な力と彼女への愛の芽生えがテーマのこの物語は、和風シンデレラファンタジーと称されるにふさわしい作品です。感情の渦に飲み込まれた華子が、運命をどう切り開いていくのかが期待されます。
『序列最下位の最弱令嬢と龍の当主の最愛婚』
著者:榊木叶音、イラストレーター:ボダックス
令嬢・羊垣内伊織は、序列最下位の立場にありながら、次期当主・九頭竜十夜との恋が描かれます。伊織は劣等感に苛まれますが、十夜との出会いによって彼女の運命は大きく変わります。伊織が持つ特別な力が次第に明らかになり、彼女の成長が楽しみな作品です。さて、果たして二人はこの逆境を乗り越え、真実の愛を築けるのか。
これら4作品はそれぞれに深いテーマを持ち、感情豊かなストーリーが待っています。若い世代が共感できる要素が詰め込まれており、読み応え十分。書店での購入をお勧めします。