エイブラーがもたらす新しい漫画制作のカタチ
漫画界に新たな風をもたらす背景制作ツール「エイブラー」が、その実力を証明する新連載が登場しました。漫画家・佐野升星さんが、原作・荒井チェイサー先生と共に手掛ける新作『株式会社終幕~最期の願い、復讐代行いたします~』(コミックシーモア)で、背景制作にエイブラーを活用しています。
エイブラーとは?
エイブラー(ABLUR)は、繰り返し作業や時間のかかる背景制作を効率化するために設計されたツールです。特に漫画家にとって、背景制作は手間がかかる作業の一つです。このエイブラーを利用することで、クリエイターは創作の本質に集中することが可能になり、制作の効率が劇的に向上します。また、エイブラーは3D背景素材プラットフォーム「エイコン(ACON)」とも連携しており、多様な素材を短期間で高品質に仕上げることができます。
エイブラーズ第1期:開発サポーターの実施
2025年夏、エイブラーは「エイブラーズ第1期」として開発サポーター制度を導入しました。このプログラムでは、参加クリエイターが週ごとのミッションに基づいてエイブラーを使用し、実際のフィードバックを開発チームに提供することが求められています。これにより、実際の現場の声を基にエイブラーはますます使いやすいツールへと進化していくことでしょう。
その参加者の一人である佐野升星さんは、これまでの経験を生かし、原作の荒井チェイサー先生と共に制作に取り組んでいます。背景作制作にエイブラーを活用することで、彼の新作は他にはないクオリティを実現しています。
作品の魅力
『株式会社終幕~最期の願い、復讐代行いたします~』は、ブラック企業での労働に苦しむ青年・久方京介が、ある不思議なサイト「終幕ノート」を通じて復讐の選択を強いられるというサスペンス作品です。読者は彼の葛藤や選択を通じて、深いストーリーに引き込まれること間違いなしです。連載は毎月続くため、楽しみも尽きません。
佐野升星さんのコメント
佐野さんは「昔は手描きでの背景制作が苦手だったが、エイブラーと出会ってからは漫画背景の可能性が広がった。」とコメントしています。1話およそ30ページの連載を制作し、背景部分を全て自作で作業する努力を続けています。
新しい未来を切り開くエイブラー
エイブラーは、漫画制作の現場で抱える「描けない」という壁を壊し、クリエイターが自由に、そして楽しく作品を創る手助けをしています。今後も佐野升星さんの作品に注目し、その進化を楽しみにしましょう。
エイブラーがもたらす新しい背景作画の可能性を一緒に体験してみてはいかがでしょうか。