万博レガシー『LIFE®いのち』がスイスへ
大阪・関西万博のアートプロジェクト『LIFE®いのち』が、平和の聖地スイスのCAUX Foundationから招待を受け、2026年7月20日、CAUX Palaceにて80周年記念セレモニーで特別公演を行います。このイベントは、万博レガシーの国際展開の重要な一歩であり、次世代を担う子どもたちが「いのち」をテーマに共演する貴重な機会ともなります。
CAUX Foundationについて
CAUX Foundationは、1946年に設立されて以来、戦後の欧州復興や信頼構築において、重要な対話の場として多くの人々に利用されてきました。特にフランスとドイツの和解を促進した役割が評価され、世界各国から政治家や市民、アーティストたちが訪れる場所となっています。
2026年に迎える創設80周年を記念するセレモニーに、日本発のプロジェクトが参加することは、万博が目指す「いのちを尊び、未来を共に創る」精神を国際的に広げる有意義な活動です。
特別公演の内容
公演では、Feel&Senseが制作した『LIFE®いのち』の映像作品が上映され、その後に橋本昌彦による朗読、そして日本・スイス・ドイツ・フランスの子どもたちによる合同合唱『いのち/INOCHI』が披露されます。この歌は、大阪・関西万博の「いのち会議」のテーマソングでもあります。
また、会期中にはCAUXに集う子どもたちが参加する体験プログラムと対話も開催され、未来を担う世代同士の交流が図られます。
大阪・関西万博での成功
『LIFE®いのち』は、2025年の大阪・関西万博協力催事として、EXPOホールで3公演を行い、約6,000席が早期に満席となるほどの人気を集めました。この公演では、スーパーキッズオーケストラが生演奏を行い、映像と共に観客を魅了しました。
IAUXでの国際的な交流の必要性
CAUXでは長年にわたり、各国からの政治家や若者が集まり、対話を通じた信頼構築が行われてきました。日本も戦後から多くの関係者が訪れ、平和や和解について学んできた歴史があります。このような背景から、80周年記念セレモニーに万博発のプロジェクトが招かれることは、非常に象徴的です。
今回のプロジェクトの意義
『LIFE®いのち』の映像は、生命の始まりを宇宙と結びつけた神秘的なストーリーを描いています。プロジェクトの共同代表である橋本さやか氏と橋本昌彦氏は「子どもたちが『いのち』を伝えることの重要性」を強調し、日本文化に根ざしたいのちの尊さと感謝の気持ちを表現しています。
同プロジェクトの未来計画
この公演を契機に、2027年にはパリの日本文化会館、2028年には日仏友好170周年を記念したイベントを計画しており、将来的には国際平和交流のアートプロジェクトとして更なる展開を目指しています。
『LIFE®いのち』は、ただのアート作品ではなく、国や文化を超えたコミュニケーションの架け橋です。この活動を通して、対話や共感を生み出し、多くの人々に「いのち」の大切さを伝えるための一歩を踏み出しています。