第3回創元ミステリ短編賞、受賞作が決定!
令和7年8月1日、大興奮の最終選考が行われ、待望の受賞作品が発表されました。第3回創元ミステリ短編賞は、日本のミステリー界での新たな才能の発掘を目的としたコンペティションで、今年も多くの作品が集まりました。
受賞作品と受賞者のご紹介
受賞作は、ジョウシャカズヤさんの『中年交差点ゲーム』と、鷲羽巧さんの『幽霊写真』の二作品です。両者ともに異なる魅力を持った作品で、多くの読者の心を捉えること間違いなしです。
ジョウシャカズヤ(じょうしゃ かずや)は1983年に京都府で誕生し、現在は東京都在住のフリーライターです。立命館大学を卒業し、文章力を活かしてさまざまなジャンルで執筆活動を行っています。今回の受賞を通じて彼のセンスあるミステリーが広く認知されることが期待されます。
一方、
鷲羽巧(わしゅう たくみ)は1999年に大阪府で生まれ、京都大学大学院に在学中です。彼は推理小説研究会に所属し、深い洞察力を持つ若き才能と評判です。
コンペティションの過程
第3回創元ミステリ短編賞には、令和7年3月31日を締め切りとして441作品が集まりました。この中から、厳しい選考を経てまずは50作品が選ばれ、その後の1次選考では34作品が選出されました。最終的に残った6作品が最終候補として選ばれたのです。
- - 淀橋大中の骨
- - 卯の花急いては事件を仕損じる
- - 佐藤卓庵疑り深いトマス
- - 時川和摩恋愛詐欺師の隠しごと
- - ジョウシャカズヤ中年交差点ゲーム
- - 鷲羽巧幽霊写真
選考過程には大倉崇裕、北村薫、辻堂ゆめの三名の選考委員が加わり、ノミネート作品の中から最も優れた作品を選び出しました。
次号では詳細が掲載予定
受賞作品や選考経過の詳細は、10月に刊行される『紙魚の手帖vol.25』に掲載される予定です。新進気鋭の作家たちの作品に目が離せません。今回は特に、彼らの若さや独自の視点から描かれるミステリーが注目されており、多くの読者が期待を寄せています。
今後のジョウシャカズヤさんや鷲羽巧さんの活躍から目が離せません。新たな作品にぜひご注目ください!
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