新たな視点で沖縄と日本の魅力に迫る
2025年7月号の『Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)』が6月6日に発売されました。本号の特集テーマは「海旅と沖縄」。日本の文化が海を通じていかに培われてきたか、その魅力を再発見する内容となっています。特集の中で、沖縄本島北部の「やんばる」エリアにも焦点を当て、独特の風土と豊かな自然を深く探ります。
海の道を旅する魅力
日本は島国であり、歴史的に見ても海の交易が重要な役割を果たしてきました。鉄道や飛行機が存在しない時代から、船が人々を繋ぎ、文化が交流してきました。それゆえに、地域と地域をつなぐ新たな視点を得ることができます。例えば、江戸時代には北前船などが活躍し、海を通じた商取引の文化が根付いた地域もあります。この号では、そういった日本の「海の道」の歴史を紹介し、当時の面影を今に伝える文化を感じることができる旅の魅力をお届けします。
クルーズ旅のすすめ
最近注目のクルーズ旅。この旅のスタイルでは、リゾートのような船内でくつろぎつつ、毎日の航海で異なる絶景に出会えます。そして寄港地では新たな発見が待っているのです。特に、2024年12月にデビューした「MITSUI OCEAN FUJI(三井オーシャンフジ)」が注目されており、船上の楽しみだけでなく、寄港地でのツアーにも力を入れています。陸路では体験できない、独自のアプローチで日本の魅力に出合うことができます。
沖縄・やんばるの新しい魅力
さて、沖縄本島北部のやんばるは、2025年の夏にぜひ訪れたいスポットです。世界自然遺産に登録された生物多様性の高い森が美しいこの地域では、新たな大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」の開業も控えており、より一層注目を集めています。やんばるの自然と共存する暮らしが体験できる宿「やんばるホテル 南溟森室」では、古集落の魅力を肌で感じながら宿泊することができます。
芭蕉布や琉球藍を体験しよう
地元の工芸を学ぶこともやんばるの魅力の一つです。沖縄の伝統工芸品である琉球藍や、芭蕉布づくりを体験できる工房が点在しています。「琉球藍 藍染工房 亜人」では、実際の染め体験が可能で、さらに「喜如嘉翔学校」では芭蕉布の糸づくりを学びながら手を動かすことができます。これらの体験を通じて、沖縄の美しい工芸に対する理解を深めることができるでしょう。
まとめ
『Discover Japan』の最新号では、日本の海の道や沖縄のやんばるを新しい視点で探求しています。文化や歴史を身近に感じながら、自然と人が交わる旅を楽しんでみませんか?購読や詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。