新クリエイターズレーベル始動
2025-10-27 13:40:55

「GREEN OCEAN」新クリエイターズレーベル始動、川崎の地で特別映像公開

新たなクリエイターズレーベル「GREEN OCEAN」の設立



2025年10月27日、東映アニメーション株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)、国立大学法人東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻企画開発研究室の三者共同により、新たにクリエイターズレーベル「GREEN OCEAN」が設立されることとなりました。これにより、若手クリエイターたちの日々の創造的活動を支援していく新たなプラットフォームが誕生します。

「GREEN OCEAN」設立の背景



近年、アニメーション産業の市場規模は史上最高の数字を記録しており、政府も若手クリエイター支援の重要性を認識しながら官民連携を推進しています。これを受け、東映アニメーションとDeNAは、これまでも様々なアニメーションプロジェクトを通じて、新しい才能の発掘と育成に注力してきました。

「GREEN OCEAN」の設立目的は、さらに幅広いクリエイターの成長を支援し、次世代の作品を世界に発信することです。クリエイターに寄り添った育成機能を持ち、実践的な支援を実現することを目指しています。

レーベル名の由来は、アニメーションの先駆者、小田部羊一氏が制作した作品『どうぶつ宝島』に登場する「緑の海」に由来し、クリエイターの自由な発想を促す場作りが意図されています。

第1弾プロジェクト『ロウルと名前のないものたち』



同レーベルの第一弾プロジェクトとして、川崎ブレイブサンダースのマスコットキャラクター「ロウル」と組んだアニメーション映像『ロウルと名前のないものたち supported by 川崎ブレイブサンダース』が、本日よりJR川崎駅北口通路の「THE KAWASAKI VISION」で公開されます。

この特別映像は、川崎を舞台に「百鬼夜行」をテーマにし、ロウルをはじめとするさまざまな生物が、街でそれぞれ大切なものを見つけ出す姿を映し出しています。存在感あふれる大型LEDビジョンを利用し、ストーリーに浸るだけでなく、観客とのリアルな関わりを感じさせるような演出が施されています。

映像制作には、東京藝術大学出身のアニメーション作家、植草航氏が監督を務め、卒業生たちが中心となって制作に取り組みました。通常とは異なる横長のビジョンでの表現を通して、新たな映像体験の提供を目指しています。

アニメーションと地域の連携



このプロジェクトは、川崎市の地域振興にも寄与し、地元の人々にも親しんでもらえるような作品を目指しています。「GREEN OCEAN」は、クリエイターを通じて地域とつながり、アニメーションの力を活かした文化活動を展開していく方針です。

未来のクリエイターへ



「GREEN OCEAN」レーベルの設立に基づいて、今後も多様な創作プロジェクトが展開される予定です。参加を希望するクリエイターたちに対しても、柔軟で魅力的な支援が用意されています。これにより、創造的な出会いが生まれ、さらなる作品が生み出されることでしょう。

興味を持たれた方は、公式サイトを通じて様々な情報をチェックしてみてください。新たなクリエイターの物語が始まるとともに、これからの日本のアニメーションシーンにも期待が寄せられています。

公式サイトへ

引き続き、クリエイター同士の出会いと協力が生まれ、新たな魅力的なコンテンツが世に広がることを祈っています。


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