教育出版の革新を目指す言問学舎
子どもたちに「真の国語」を届けたいという理念を持つ言問学舎が、近年の国語教育に革命をもたらしています。2019年から2024年にかけて、『国語のアクティブラーニング音読で育てる読解力』という教材シリーズを全6巻出版し、さらには2023年より続く『スーパー読解』シリーズで、より深い学びを提供しています。
新刊『スーパー読解「羅生門」』の登場
現在、言問学舎では新たに『スーパー読解「羅生門」』を2026年5月に刊行予定です。この作品は、芥川龍之介の代表作「羅生門」を基に、多くの新高校1年生が教科書で触れることになる内容であり、高校生の思考法にシフトするための重要な一歩を持っています。
「羅生門」は、人間の心理の複雑さを精緻に描写しており、これを読むことでかつての中学生から一歩進んだ思考が促進されます。
高校生に必要な思考法の涵養
本書には芥川の短編「鼻」も併載されており、読者である高校生が「下人」の心理に深く迫れるよう工夫されています。
体系的な教材の構成
目次に見る内容
1. 本書の構成について
2. 『羅生門』から高校国語へ
3. 原文
4. 読解篇Ⅰ: 難解な用語、表現の解説
5. 読解篇Ⅱ: 本文に即して読み解く
6. 今昔物語集との関連
7. 読解篇Ⅲ: 他作品との対比
8. 発展篇: 下人の心理と「鼻」
9. あとがき
このように詳細に構成された教材は、ただの読解を超えた分析力を育むことを目的としています。論理的な思考力を養うことで、若者たちにさまざまな視点から物事を捉える力を与えることが期待されています。
既刊『スーパー読解』とその評価
すでに発行されている『スーパー読解』シリーズには、2023年に出版された『舞姫』や、2025年に予定されている『山月記』などがあります。
156ページ、定価1320円で、鷗外の文語体を現代語訳し、深い理解を促進しています。
96ページ、990円で、李徴の苦悩を中心に据え、多くの大人にも共感を呼ぶ内容となっています。
これらはいずれも高校の国語教科書に掲載される名作であり、生徒たちにとって非常に価値のある教材となっています。
「真の国語」を育むために
言問学舎の目標は、単にテストで得点を上げることにとどまらず、子どもたちが言葉の深みを感じ取り、思考力を鍛えることです。
特に感慨深いのは、最初の生徒たちが『国語のアクティブラーニング音読で育てる読解力』を学んだ結果、慶應義塾中等部に合格したことです。この成果は、画一的な学習方法に対抗し、本物の国語力を育むテクニックが確実に実を結んでいる証明です。
将来への展望
今後は『スーパー読解「羅生門」』へと指導を進め、高校国語の教育の三本柱としての役割を果たす予定です。これからも、言問学舎は「真の国語」を教え続けることを通じて、思考力と理解力を育むことに全力を尽くします。
言問学舎では、毎年新たな世代の生徒たちが真の国語力を身につけ、どのような困難も乗り越えるための力を培っています。少しずつではありますが、確かな手応えを感じており、このスタンスを貫いていくことを決意しています。