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万博特別プログラム『Harmony of Life』開催レポート

2025年に開催予定の大阪・関西万博で、特別プログラム『Harmony of Life』が行われました。アニメーション監督の河森正治氏がプロデュースする『いのちめぐる冒険』と国連パビリオンが共同で取り組み、持続可能な開発目標（SDGs）達成へのメッセージを発信しました。

イベントの開始

このイベントの司会を務めたのは、10歳の高岸楓さんです。彼女は、アニメ『地球のラテール』から派生した「アースセイバー」というキャラクターを演じ、地球環境についての理解を広める活動をしています。その役割を通じて、彼女は生物多様性を守るために奮闘する様子が描かれています。アニメの物語は、子どもが絶滅危惧種を救うためにアースセイバーになる決意をする内容です。

代表者挨拶

国連パビリオンからは、マーヘル・ナセル国連事務次長補、そして河森正治氏が登壇し、それぞれの思いを語りました。ナセル氏は「私たちは生態系の一部であり、これを守る責任がある」と強調し、環境保護の重要性を訴えました。

河森氏は、展示のコンセプトとして「いのちは合体・変形だ」と述べ、すべての生命が互いに関わり合いながら形作られていることを説明しました。また、音楽には人を結びつける力があり、平和を築く上で不可欠であると信じています。

セオドア・チャフマン氏のピアノ演奏

音楽の時間には、セオドア・チャフマン氏のピアノ演奏が行われました。彼は国際的な音楽家で、数々の舞台での活動を通じて、多くの人々に感動を与えています。このプログラムでは、ドビュッシーの作品を披露し、会場を温かい雰囲気に包み込みました。

アースセイバー合唱団による「地球のオーケストラ」

その後、アースセイバー合唱団による「地球のオーケストラ」が披露されました。この楽曲は、アニメ『地球のラテール』の主題歌で、すべての生き物が調和する未来を願ったメッセージが込められています。出演者たちは何回も練習を重ね、特別なバージョンを披露しました。

クロージングメッセージ

イベントの最後には、登壇者それぞれが今後の環境問題についての意識を高める意義を強調し、参加者に向けたメッセージを送りました。子どもたちや音楽家からは、環境を大切にする思いが寄せられ、参加者全員がこの重要なメッセージを受け取ることができました。

未来を見据えて

本プログラムは、多くの来場者に支持され、ハーモニーの重要性を再認識させる機会となりました。このようなイベントを通じて、国境を超えたメッセージが広まり、皆が共に未来を見据えることができるようになることが期待されます。

公式情報

本イベントの模様は公式YouTubeチャンネルでも見ることができます。また、アニメ『地球のラテール』の全話もオンラインで配信中です。環境問題に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

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