能登半島応援チャリティ小説『あえのがたり』、重版決定!
2025年1月22日に発売された小説『あえのがたり』が、発売からわずか1ヶ月で重版が決定しました。これは、アンソロジーとしては非常に異例の出来事で、多くの読者に支持されている証拠です。本書は、能登半島の復興支援を目的としたチャリティ小説として、著者たちの熱い思いが詰まっています。
著者たちの情熱が生む作品
本書には、今村翔吾、小川哲、加藤シゲアキをはじめとする10名の著者が参加しています。彼らは世代が近く、互いの実力を認め合い、文芸界で活躍する同世代の作家たちです。各著者が、自身のスタイルで描いた物語は、共感を呼び、全国に「おもてなし」の心を広げています。
新たなプロモーションがスタート
重版を記念して、店頭での宣伝活動も強化されます。呼びかけ人の3名の写真を使用したポップや「能登のために読んで応援、ありがとう石川県」という特別ロゴを取り入れた切り抜きポップが全国の書店に展開され、支援の輪をさらに広げる準備が進められています。
読者の皆さんもぜひこの機会に応援をお願いいたします。
加藤シゲアキとのコラボ企画も注目
加えて、著者の1人である加藤シゲアキの最新刊『ミアキス・シンフォニー』とのコラボレーション企画も実施されます。3月31日までに紀伊國屋書店全店で本書または『ミアキス・シンフォニー』を購入すると、加藤シゲアキの描き下ろしイラストとサインがプリントされた特別レシートがもらえる特典があります。絵柄は2種類用意されており、2作品を同時に購入すると、1枚のレシートに2種類のイラストが印刷される仕組みです。詳しくは紀伊國屋書店の公式サイトで確認してください。
ドキュメンタリーも配信中
また、『あえのがたり』の制作過程を追ったドキュメンタリー「かたりごと-Document of『あえのがたり』」も、講談社の公式YouTubeチャンネルで配信中です。全8話のこのドキュメンタリーでは、参加している著者たちのリアルな姿が捉えられています。特に、2月26日に配信された第7話では、加藤シゲアキが「輪島塗」をテーマにしたアルコールインクアートを制作する様子が紹介され、彼の創作過程に迫っています。完成したアートには、小川哲が参加し、二人の想いが一つの作品に結実しています。
第8話の配信後には、参加作家たちのインタビューを含む特別版も予定されており、ファンならずとも見逃せない内容となっています。特に若い世代の作家たちが集結した本書は、今後の日本文芸界に新風を巻き起こす作品となることでしょう。
寄付の実施について
このプロジェクトの特筆すべき点は、参加著者の印税相当額や講談社からの収益が全て能登半島の復興支援に寄付されることです。具体的な寄付金額については、書籍の発売から半年後に公表される予定です。
それでは、まだ本書を手に取っていない方も、ぜひこの機会に『あえのがたり』を読んで、能登半島への応援をしてみてはいかがでしょうか。多くの作家の情熱が込められたこの作品が、あなたを感動させることでしょう。