ジャズの祭典
2025-09-19 19:26:39

豪華アーティストが集結!「JAZZ NOT ONLY JAZZⅡ」ライブイベントの熱狂レポート

豪華アーティストが集結!「JAZZ NOT ONLY JAZZⅡ」ライブイベントの熱狂レポート



9月18日、東京国際フォーラムにて開催されたライブイベント「JAZZ NOT ONLY JAZZⅡ」では、次世代を担うドラマー石若駿が率いるバンドが、多彩なアーティストと共に特別な音楽体験を提供しました。昨年の成功を経て、さらに規模を拡大した今年のイベントには、グラミー賞受賞アーティストのロバート・グラスパーも出演し、会場には熱気が満ち溢れていました。

このライブは、音楽評論家の柳樂光隆がオープニングDJを務め、石若自身はインパクトのあるフォーマルな姿で登場しました。彼が率いるThe Shun Ishiwaka Septetは、昨年の「A Love Supreme」に続いて、ジョン・コルトレーンの楽曲「Transition」からスタートし、観客を早くも魅了します。

最初のゲストは、昨年に続いての出演となるアイナ・ジ・エンド。彼女は黒いドレスを纏い、「Frail」でその魅力を存分に発揮しました。石若のドラムと共に、「革命道中」で観客からの応援を促す姿は圧巻で、さらに「私の真心」では彼女が裸足で踊りながら情感たっぷりに歌い上げ、観客との一体感を生み出しました。

次に岡村靖幸が登場し、名曲「祈りの季節」を披露。彼のステージングは見事で、観客はそのエネルギーに引き込まれました。岡村は曲のアレンジについて語るなど、観客との対話を楽しみながらパフォーマンスを続けます。「ハレンチ」では場内が一気にヒートアップし、岡村の煽りに応えて観客たちも立ち上がります。

その後に石若は、トランペッターの日野皓正についての思いを語り、The Shun Ishiwaka Septetによる日野の「Still Be bop」を披露。息の合った演奏で、観客の心を捉えます。

続いて、中村佳穂が登場し、石若との過去の楽しい思い出を歌った即興の演奏を披露。中村の自由なパフォーマンスに観客は魅了され、さらにKID FRESINOとのコラボも実現し、彼のラップが会場の雰囲気を一新します。

そしてなんと、椎名林檎が着物姿でステージに現れ、KID FRESINOとの共演が実現。「能動的三分間」に続いて、「丸の内サディスティック」の英語バージョンも披露し、観客たちはそのパフォーマンスに酔いしれます。

ライブのクライマックスには、ロバート・グラスパーが登場。彼とのサプライズセッションは、観客の期待を上回る素晴らしい内容でした。ジャズの新たな時代を切り開く彼の演奏は、観客に深い印象を与えます。グラスパーと石若のツインドラムのセッションは、この夜のハイライトの1つとして記憶に残ることになるでしょう。

本編のラストでは、全ての出演者が集まって椎名林檎の楽曲「長く短い祭」を披露し、大団円を迎えます。多彩なアーティストが共演したこの特別な夜は、日本のジャズと音楽文化の融合を改めて感じさせる貴重な体験となりました。

この公演は、11月16日にWOWOWで放送・配信されることが決まっています。また、劇場版としても12月19日から全国公開される予定です。昨年の成功をさらに顔を輝かせた今年の「JAZZ NOT ONLY JAZZⅡ」を、ぜひ多くの人々に体感してほしいです。


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