『ドルイドのハーブ事典』の魅力に迫る
2025年11月、グラフィック社から発売される『ひみつの本棚シリーズ』第10弾『ドルイドのハーブ事典 ケルトの賢者の薬箱』が注目を集めています。この本は、古代ケルトのドルイドたちが用いていた薬草の知恵と活用法を現代に伝えることを目的としています。
ドルイドとは?
ドルイドは古代ケルト社会において、神官や医術者としての役割を果たしていた存在です。彼らは自然を深く理解し、その知識をもとに人々を癒やすための医療行為を行っていました。『ドルイドのハーブ事典』では、彼らがどのような植物を利用し、どのように人々の生活を豊かにしていたのかを詳しく紹介しています。
植物の知恵を学べる内容
この本には、ドルイドが重視した21種のハーブが取り上げられており、各植物の特性、薬効、さらには内服や外用の方法についても詳しく解説されています。たとえば、ヤドリギやセイヨウニワトコ、サンザシといった植物が取り上げられ、それぞれが持つ利点や使い方が紹介されています。
特に、ドルイドに学ぶ薬草の摂取タイミングについての情報は、現代の私たちにとっても有益な知識となるでしょう。
美しい造本が魅力
『ドルイドのハーブ事典』は、視覚的にも楽しめる1冊になっています。手のひらサイズのコンパクトなデザインは持ち運びやすく、ふわふわのクッション表紙と華やかな金の縁取りが施されています。美しい見た目は、贈り物やクリスマスギフトにも最適です。
ひみつの本棚シリーズとは
この本は、『魅惑の蘭事典』『神秘のユニコーン事典』『禁断の毒草事典』『月夜の黒猫事典』『魔女の秘薬事典』『夢幻の動物事典』『カバラの天使事典』『小鳥のさえずり事典』『中世の庭の薬草事典』に続くシリーズの最新作で、今までのシリーズ同様に、読者を多様な知識の世界へといざなってくれます。
著者と監修のプロフィール
本書の著者、フロランス・ラポルトは、植物とケルトの伝統に情熱を注ぎ、長年にわたり薬草に関するワークショップを行っています。監修は、薬剤師であり、ホリスティック医学の普及にも努めている林真一郎が担当。彼の豊富な知識が、本書に深みを加えています。
出版情報
- - 書名:ドルイドのハーブ事典 ケルトの賢者の薬箱
- - 著者:フロランス・ラポルト
- - 監修:林 真一郎
- - 発売日:2025年11月
- - 価格:2,200円(税込)
- - ページ数:138ページ
- - ISBN:978-4-7661-3931-0
『ドルイドのハーブ事典』は、古代の知恵を現代に生かし、健康で豊かな生活を追求する人々にとって、必見の一冊です。古代ケルトのドルイドたちが巧みに扱っていた薬用植物の世界を、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。