百名店「桐麺」の新たな一歩、ベトナム進出
大阪で人気を誇るラーメン店「桐麺」が、今まさに新たな挑戦を始めました。食品業界の常識を打ち破る共創型事業承継により、元アルバイトで現在の代表取締役が経営を引き継ぎ、ホーチミンに新店舗をオープンさせることとなりました。
共創型事業承継の背景
桐麺の創業者、桐谷尚幸氏は、全店舗を閉店する意向を示し、5000万円でのM&Aのオファーが舞い込みました。しかし、彼はその提案を一蹴します。理由は、弟子たちをただのビジネスのパッケージとして売ることはできないと考えたからです。桐谷氏は、弟子たちに「自分の城(店舗)」を持たせたいという強い思いを持っていました。
その結果、企業再生の息吹を込めた桐麺JAPANが誕生。経営を託されたのは、桐麺を支えてきた元アルバイトの松井利也氏で、彼が今後のブランドを拡大すべく動き出します。この新たな取り組みは、創業者が味や商品開発に専念し、松井氏が経営を率いて多店舗展開や国際進出を進める形で進んでいくことが決まりました。
ホーチミンへの進出と地域貢献
松井氏がホーチミンの物件を即決契約した背景には、急速な世界展開を狙う思いがあります。「今行かないと取り残される」というその感覚は、食文化の発展を感じた瞬間でもありました。さらに、ベトナム人スタッフが母国を離れることなく働く場所を提供することも意図されています。彼らが母国へ帰った際には、この「ラーメンドリーム」が彼らの職場となるのです。
地元の和食トップクラスレストラン「FUME」との協力も注目されています。FUMEのシェフである佐々木龍生氏がホーチミンの運営責任者を務め、現地チームと共に高品質な日本食を提供し、地域の人々に心の満足を追求する取り組みが行われます。
募集する仲間たち
桐麺JAPANでは、今後の成長を見据え、国内外で正社員やフランチャイズパートナーを募集しています。科学的育成や高待遇の制度を通じて、業界の常識を覆す職場環境を整えています。未経験者でも安心して仕事を学べるよう、実践型の研修が導入されており、高い待遇が魅力となっています。
正社員で採用された方には、月給が30万円からスタートし、責任者候補の場合は40万円からという業界最高水準。さらに、週休2日制や寮制度が提供されており、安心して技術を学びながら独立の道を歩むことができます。また、暖簾分け制度も設けられ、経験豊富な職人が地域に根付いた店を構える形での独立もできます。
会社の情報
桐麺のベトナム店の所在地はホーチミン市で、営業は昼と夜に分かれて行われます。ラーメンのプレゼンテーションも独自のスタイルで展開すると予想され、多くの現地の方々に愛されることでしょう。
創業メンバーの対談動画もYouTubeで公開されており、桐麺JAPAN設立の裏側やベトナム進出への思いが語られています。日本食がベトナムに新たな風を届けることが期待されています。
この新たな冒険を通じて、桐麺がどのような成長を遂げていくのか、そして弟子たちの未来がどのように広がっていくのか、目が離せません。