鍵師が語る恐怖の体験、遂に書籍化!
株式会社竹書房から、著者の正木信太郎による新たな怪談集『錠前怪談』が2025年9月29日にリリースされます。この本は、鍵師たちが実際に経験した不思議な事件を基にした恐怖譚が27編収められています。
旧家の秘密が明かされる、恐怖の物語たち
『錠前怪談』では、さまざまな場所での体験が描かれています。その中には開けてはいけなかった扉や、開くことで恐ろしい真実が明らかになる金庫など、読者を恐怖の世界に引き込むストーリーが展開されます。
不気味な金庫の音
一つ目の話は、古びた蔵の金庫。開けた瞬間、内部からは爪で引っかくような音が…?何が隠されているのか、心の奥底にある恐怖を呼び起こす一場面です。この物語は、鍵師としての経験が反映された、ただの怪談には収まらない深い考察を含んでいます。
謎の古びた小箱
また、同業者の間で噂される一つの古びた小箱の話も興味深いです。様々な場所で発見されるその箱の中身は一体何なのか、一度手に取ったら最後、興味は尽きません。
不気味な「三本の鍵」
別の話では、同じマンションの部屋に三度呼ばれた男の物語が描かれます。依頼主はそれぞれ異なり、最終的に見えてくる真実に驚愕せざるを得ない。どのような事件が背後に隠れているのか、想像を掻き立てます。
その他、多彩な恐怖譚
本書には、ダイヤル式金庫、特殊な鍵にまつわる話、さらには楽器ケースに隠された恐怖など、実に多彩な話が揃っています。新築のリゾートホテルに隠された扉や廃屋の探検など、どれも手に汗握る内容です。
正木信太郎の魅力
正木信太郎は怪談作家として、全国各地を巡り、数々の不気味な話を蒐集しています。主な著作品には『川の怪談』や『神職怪談』があり、怪談イベント『寄り道怪談』も主催しています。彼の語る話は、ただの純粋な恐怖だけでなく、考察や人間の心理を深く掘り下げたものでもあります。
書籍情報
- - タイトル: 錠前怪談
- - 著者: 正木信太郎
- - 発売日: 2025年9月29日
- - 仕様: 文庫サイズ 224ページ
- - 価格: 730円+税
この機会に、鍵師たちの体験から生まれた摩訶不思議な物語をぜひお楽しみください。恐怖というテーマを通じて、不安や疑問を考察する新たな視点が得られるかもしれません。心の準備を整え、『錠前怪談』の世界へと足を踏み入れましょう。