サケの旅が受賞
2025-06-24 09:14:01

子ども向け絵本『ふるさとの川をめざす サケの旅』が児童福祉文化賞に推薦

子ども向け絵本『ふるさとの川をめざす サケの旅』が児童福祉文化賞に推薦



2024年8月31日、文一総合出版から刊行される写真絵本『ふるさとの川をめざす サケの旅』が、「令和7年度 児童福祉文化賞」に特別推薦作品として選出されました。この絵本は、著者の平井佑之介さんが10年間にわたり観察してきたサケの生態を描いており、震災の影響を受けた故郷の川を舞台にしています。大臣表彰式は2025年5月19日に行われ、平井さんはその栄誉に感謝の意を示しました。

絵本のテーマと内容


本作は、サケが故郷の川に戻り、命がけで産卵を行う様子を描写しています。サケの成長過程や川を遡る姿は、著者自身が水中で撮影した貴重なシーンが盛り込まれた一冊です。この絵本は、自然界の中で生きる命のドラマを通じて、子どもたちに人と動物のつながりについて考えてもらうきっかけを提供します。

平井さんは、いきもの写真家としてのキャリアをスタートしなければ、このような栄誉は得られなかったと述べています。また、本作が「命のつながりシリーズ」に属していることから、子どもたちが命の大切さや環境問題について興味を持つ助けとなると期待されています。

著者・平井佑之介さんのプロフィール


平井さんは1988年に東京で生まれました。大学で動物行動学を学び、「今を生きる」生き物たちの姿を、写真を通じて伝えることを目指して写真家の道を歩んでいます。これまでに伴侶動物から野生動物まで多岐にわたるテーマを扱っており、本書が児童福祉文化賞推薦作品に選ばれたことは、彼の活動にとっても大きな意義があります。

書籍概要


『ふるさとの川をめざす サケの旅』は、B5判で48ページ、定価は2,200円(税込)です。また、巻末にはサケの一生や体の特徴についてのQ&Aも収載されています。読みやすいふりがな付きですので、小学校低学年から大人まで楽しめる内容となっています。更なる情報は、文一総合出版の公式サイトや各書店でチェックすることができます。

絵本購入先



この作品が、どのようにして子どもたちの心に響くのか、ぜひ手に取って実感してみてください。


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