くろぺん先生の新提案
2025-12-04 11:01:22

くろぺん先生が提案する新たな「語り」の形!チームで学ぶ方法とは

くろぺん先生の新たな挑戦!


学事出版株式会社から新たに発表された書籍『はじめよう チームで語る』は、教育界で熱心に活動する小木曽弘尚先生、通称「くろぺん先生」によるものです。彼はX(旧Twitter)で約600話の説話原稿【#とっておきの話】を公開し、非常に人気を集めています。今作では、従来の「語り」の概念から一歩進み、教師同士がチームを組んで行う「チームで語る」という新しい形を提案しています。

「語り」の新たな可能性


「語り」とは主に道徳の授業に使われる指導法で、教師が自身の経験や社会的な事件を交えながら生徒に伝えていくものです。この方法は、生徒が道徳的な価値について主体的に考えるきっかけを提供します。ただし、くろぺん先生は個人での語りにとどまらず、教師間のコミュニケーションや協働を重視し、チームでの語り合いに価値を見出しています。

複雑化する学校教育の現場


現代の学校環境は非常に難しい状況に直面しています。いじめや不登校の増加、教員不足、共働き世代の増加など、課題が山積みです。これに対抗するためには、教師同士が協力し合うことが求められています。本書では、著者が実際に経験した「チームで語る」場面や個々の教師が抱える問題を解決するためのヒントを豊富に盛り込んでいます。

実践的な内容


本書は、実際に「チームで語る」ための具体的な方法や事例を紹介しています。例えば、初めに「語り」の定義とその意義を解説し、次に実践に向けた事前準備の具体策を提案します。また、著者が経験した様々な場面をもとにした事例集があり、物語調で読みやすくなっています。さらに、振り返りの方法についても詳しく説明されており、実践後の反応にどう応えるかにも触れています。

教員の負担軽減とコミュニケーション向上


「チームで語る」というアプローチは、教育現場における教員の負担を軽減するだけでなく、教師同士の交流を活性化させます。その結果、校内文化の構築につながる可能性もあるのです。本書を通じて、「語り」をどう活かすか悩んでいる教師たちにとって、頼りになる指針となってくれることでしょう。

くろぺん先生について


小木曽弘尚先生は、1990年に愛知県で生まれた公立小学校教諭です。教育サークル「Totteoki」の代表として活動し、子どもたちに向けた説話の作成に取り組んでいます。著書には『こどもの心に響く とっておきの話100』や『高学年担任の子どもの心をつかむ とっておきの語り』などがあり、常に子どもたちの心に寄り添った教育を実践しています。

書籍の詳細


『はじめよう チームで語る』は、教育界における新たな「語り」の形を模索する教師たちにとって、必要不可欠な一冊です。著者の経験に基づく貴重な情報やメソッドは、まさに教育現場に新風を吹き込むことでしょう。興味のある方は、ぜひ出版社のオンラインショップやAmazonでご購入を検討してください。

哀しみや迷いではなく、新しい切り口で語り合うことで、学校現場が生き生きとした場所になっていくことを期待しています。


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