AKB48が2023年12月25日(水)に、自らのキャリア初となるカバーアルバム「なんてったってAKB48」をリリースすることが発表されました。これは、彼女たちにとって特別なタイミングでの作品となり、AKB48が20周年イヤーを迎えたことを記念したものです。ユニバーサルミュージックより発売される本アルバムは、これまでのアイドルソングの名曲をAKB48メンバーがカバーし、世代を超えた素晴らしい音楽体験を提供します。
「なんてったってAKB48」のコンセプトは“アイドルタイムマシン”。昭和、平成、令和それぞれの時代を代表する名曲を取り上げ、全14曲を収録します。初回限定盤には特典として、9月1日に開催された「AKB48劇場リニューアル前の最終公演」の舞台裏映像や公演本編に収録された数曲が収められています。特にAKB48の総合プロデューサーである秋元康氏が手がけた楽曲は、彼女たちの魅力を最大限に引き出しています。
リード曲である小泉今日子の名曲『なんてったってアイドル』は、1985年にリリースされ、AKB48の新エースである13期生・村山彩希がセンターを務めることで、AKB48の新たな魅力を感じさせます。今作では原曲のライブ感や活気をそのままに、AKB48の独自アレンジが施され、メンバーの個性が楽しめる一曲に仕上がりました。
収録される楽曲は、昭和のアイドルソングだけでなく、平成の名曲も多く含まれています。具体的には、キャンディーズの『年下の男の子』や松田聖子の『チェリーブラッサム』、中森明菜の『DESIRE -情熱-』など、7曲が昭和から選ばれ、平成からはWinkの『淋しい熱帯魚』やモーニング娘。の『LOVEマシーン』がラインナップされています。
また、令和のアイドルソングとしては、新しい学校のリーダーズの『オトナブルー』やHoneyWorksの『可愛くてごめん』も収録。特に『可愛くてごめん』は、19期生の伊藤百花がソロで歌唱することに挑戦しています。
このアルバムは、若手メンバーたちが中心となっており、未来のアイドルシーンを担う彼女たちの魅力も強調されています。特にデュエット曲や全メンバーによる合唱曲はAKB48ならではの新鮮なエネルギーを感じることができます。
リリース形態は、初回限定盤、通常盤、Official Shop盤の3種類が用意されており、各形態で異なるジャケットビジュアルが楽しめます。さらに初回限定盤には、特典として応募抽選シリアルナンバー券やメンバーのセルフィーカードがランダムに封入される豪華仕様です。
AKB48の新生フォーマットとしてなによりも期待が高まるこのカバーアルバム。多世代にわたるヒット曲の数々を通して、AKB48の魅力を再発見できる貴重な機会となるでしょう。こうした内容を楽しみに待ちたいと思います。