映画版ビジュアルを使用した特製本が登場!
今年開催される第30回釜山国際映画祭で注目を集める映画『愚か者の身分』。この作品の原作小説が映画版ビジュアルを使用した特製全面帯で、全国の書店にて展開されることが決まりました。著者は、第2回大藪春彦新人賞を受賞した西尾潤氏。この作品は、彼の代表作であり、戸籍ビジネスの闇を描いた新時代のクライムノベルです。
特製本の発売は9月13日(土)から順次行われる予定で、映画版ビジュアルには、主要キャストである北村匠海さん、林裕太さん、綾野剛さんが登場。彼らがネオン輝く新宿・歌舞伎町の街を背景に寄り添い合う姿が印象的な一冊。読む者を引き込むその表紙は、映画の雰囲気を存分に味わわせてくれるでしょう。
物語の背景とテーマ
『愚か者の身分』は、身寄りも、身分証も、金もない優良人物が、SNSを駆使して戸籍ビジネスに関わる仕事をする様子を描く物語です。その主人公マモルは、女性を装って相手の個人情報を巧みに引き出し、それを売買することで報酬を得ています。ところが、ストーリーが進むにつれて、彼は自らの仲間であるタクヤに距離を置くように命じられます。この不可解な指示の裏には、暗い事情が隠されています。
タクヤの部屋で見た血痕に、マモルは衝撃を受けます。タクヤが命を失っていることを知った彼は、悲しみに暮れながら彼からの一通のメールを受け取ります。その内容とは、一体どのようなものでしょうか。
映画と原作の相乗効果
本作は、ノンストップ逃亡サスペンスがテーマで、驚愕の展開が待っています。映画と原作の双方を楽しみながら、物語の深層に迫ってみてはいかがでしょうか。また、特設サイトやPR動画も公開されており、主要キャストによるメッセージや予告映像も楽しめます。映画とともに原作小説を体験することで、この新時代のクライムノベルの魅力をさらに深く感じることができるでしょう。
コミカライズ版の発売も決定
さらに、異才・多田由美氏による完全コミカライズ版『愚か者の身分』も、2025年9月30日(火)に発売される予定です。漫画界で唯一無二の光を放つ彼女が描く魅力的なキャラクターと、クールな漫画表現で新たな視点を加えてくれることでしょう。こちらも併せて楽しみにしたいところです。
映画情報と公開日
映画『愚か者の身分』は、2025年10月24日(金)に全国公開される予定です。主演の北村匠海、林裕太、綾野剛をはじめとする豪華キャストの演技にも期待が高まります。
ぜひ、映画と原作小説の両方に触れて、物語の世界を楽しんでみてください。