松本隆の作詞活動55周年を祝う特別な2日間イベント開催決定

松本隆作詞活動55周年記念イベント「風街ぽえてぃっく2025」

松本隆の作詞活動55周年を祝い、特別なコンサートイベント「風街ぽえてぃっく2025」が、2025年9月19日（金）と20日（土）の2日間に渡り東京国際フォーラムホールAで開催されることが決定しました。このイベントでは、松本が手がけた名曲が未来へと受け継がれ、観客に感動をもたらすことを目的としています。

松本隆の音楽の歴史

松本隆は、1969年に細野晴臣、大瀧詠一、鈴木茂と共にロックバンド「はっぴいえんど」を結成し、ドラムと作詞を担当。その活動を通じて“日本語ロック”の先駆者として知られる存在となりました。バンド解散後は作詞活動に集中し、1975年には太田裕美による「木綿のハンカチーフ」が大ヒット。1981年には寺尾聰の「ルビーの指環」、1982年には松田聖子の「赤いスイートピー」を手掛け、1997年にはKinKi Kidsの「硝子の少年」など、これまでに2,100曲以上の歌詞を提供しています。彼の作品は世代を超えて多くの人々の心に響く名曲として親しまれています。

過去の「風街」シリーズ

「風街」コンサートシリーズは、松本の作詞活動を祝う重要なイベントとして定期的に開催されており、過去には2015年の「風街レジェンド」、「風街ガーデンであひませう2017」、2021年の「風街オデッセイ」が行われました。特に2021年のイベントでは、松本自身が「はっぴいえんど」のドラマーとしてステージにも立ち、その存在感を示しました。各イベントは回を重ねるごとに進化し、驚愕のステージングで多くの観客を魅了しました。

「風街ぽえてぃっく2025」の内容

今回の「風街ぽえてぃっく2025」の基本コンセプトは、松本隆の名曲を未来に向けて「歌い継ぐ」ことです。第一夜は「風編」、第二夜は「街編」と題され、それぞれ異なるアーティストが出演し、名曲の数々が披露されます。

第一夜：風編（2025年9月19日）

- 出演者: 井上芳雄、大友康平、近藤真彦、斉藤由貴、鈴木瑛美子、曽我部恵一、槇原敬之、三浦宏規、宮澤エマ、本仮屋ユイカ、安田成美など、多彩なアーティストが名曲を披露します。
- 予定演奏曲目: 「あゝ青春」「哀愁トゥナイト」「君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-」など、多くの名曲が登場します。

第二夜：街編（2025年9月20日）

- 出演者: 安藤裕子、大原櫻子、クミコ、さかいゆう、佐藤竹善、清水美依紗などが参加し、圧倒的なパフォーマンスを展開します。
- 予定演奏曲目: 「雨のウェンズデイ」「風立ちぬ」「守護天使」「瑠璃色の地球」など、幅広いジャンルの名曲が期待されます。

特別なバンド構成

本イベントのために、音楽監督に井上鑑が就任し、オリジナル楽曲のレコーディングも手掛けた日本屈指のミュージシャンたちが集結した「風街ばんど」が特別編成されます。彼らは松本の名曲群を極上の生演奏で再現し、観客をこれまでにない音楽体験へと誘います。

このイベントは、松本隆の言葉が持つ美しさと詩情を存分に味わえる貴重な機会です。チケットは7月8日から公式サイトで先行販売が開始されます。皆様のご来場をお待ちしています！