鉄道写真展開催
2025-11-26 13:41:16

90歳の鉄道写真家広田尚敬の集大成を展示する写真展が開催!

90歳の鉄道写真家・広田尚敬の集大成を展示する写真展



鉄道写真界の巨星、広田尚敬さんの新たな金字塔が登場。その名も『鉄道写真広田尚敬』。小学館から刊行されたこの本は、広田さんが自ら選びぬいた未発表作品を含む約400点の素晴らしいエピソードを紹介しています。その刊行を記念して、特別な写真展が開かれることになりました。

開催詳細


写真展の入場は無料です。開催日時は、2025年12月1日から19日までの平日、毎日9:00から17:30まで。ただし、土日祝日は休館となりますので、ご注意ください。
会場は小学館ビルの1階展示室で、東京都千代田区一ツ橋に位置しています。地下鉄神保町駅A8出口直結というアクセスしやすい場所です。

広田尚敬の足跡


広田さんは、1935年に東京で生まれ、幼少期から鉄道に強い興味を持っていました。大学を卒業後、会社員として働いた後、1960年からフリーランスとして活動を開始。彼が撮影する鉄道写真は、当時まだ確立されていなかったジャンルの中で輝きを放ちながら、次第に「レジェンド」と称される地位に昇華しました。

彼は1968年、日本で初めて本格的な鉄道写真展を開催し、その後も1970年代のSL(蒸気機関車)ブームや1980年代のブルートレインブームに大きな影響を与えました。その作品は独自のスタイル「広田調」として多くのフォトグラファーに模範とされ続けています。

写真展の見どころ


今回の写真展では、『鉄道写真広田尚敬』から選び抜かれた作品が展示されます。特に、ダイナミックに走る蒸気機関車の写真や、家畜を運ぶ貨車、屋久島の森林軌道、そして北海道の馬車軌道など、貴重な作品が数多く展示される予定です。一部の作品は大パネルに拡大され、より迫力ある形で鑑賞できます。

この展示を通じて、広田氏が捉えた「昭和の鉄道」の懐かしい風景を存分に楽しむことができます。また、会場内では、写真集の印刷用紙や、これまでに展示されたパネルも再展示され予定です。

書籍情報


広田尚敬の集大成とも言えるこの写真集『鉄道写真広田尚敬』は、定価55,000円(税込)で、B4判変型ケースに収められ318ページのボリューム。2025年11月5日より販売されます。詳細は小学館の公式サイトでも確認できます。

広田尚敬のプロフィール


広田尚敬さんは、幼少期から鉄道の魅力に心惹かれ、大学卒業後に会社勤めを経て、鉄道写真家としての道を選びました。これまでに著書は200冊以上に及び、数々のブームを牽引してきた彼が、近年では日本鉄道写真作家協会の初代会長も務めており、鉄道撮影のマナー向上や、教育活動にも努めています。

鉄道ファンはもちろん、写真愛好家や広田さんに興味のあるすべての人々にとって見逃せないこの特別な機会。ぜひ足を運んでその魅力を体感してみてはいかがでしょうか。


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