高杉'Jay'二郎の初エッセイ『すべての中心は犬だった』が発売
人気ラジオDJであり、多彩な才能を持つ高杉'Jay'二郎さんが、その愛犬との思い出を綴った初めてのエッセイ『すべての中心は犬だった』を2025年12月17日、小学館から発表します。高杉さんは、ラジオDJやスポーツDJ、さらには声優や俳優としても知られるだけでなく、落語家としても活躍している多才な人物です。そんな高杉さんが愛犬との日々を描いた本書は、感動的なストーリーが詰まっています。
愛犬・オーサとの出会い
高杉さんは、家庭の崩壊を経験し、その心はかつての輝きを失っていました。そんなときに出会ったのが、未熟児として生まれた1匹の犬、オーサです。オーサとの生活は、彼の日常に新たな色をもたらしました。毎日の散歩やドッグランでの楽しいひとときは、失意の彼に希望を与えてくれました。
高杉さんが描くオーサとのエピソードには、思い出深い笑い話もたくさんあります。たとえば、公園でオーサが思わずうんちを蹴り飛ばしてしまったことなど、どれも愛おしい瞬間です。それでも、喜びだけでなく、オーサが病気になるという現実も彼を襲います。愛犬との出会いは喜びをもたらす一方で、別れをも用意していたのです。
出会いと別れの中での成長
高杉さんは、「生きるということは出会いと別れの繰り返し」と語ります。彼にとってオーサとの出会いは、人生を変える出来事でした。愛犬との関係を通じて、彼は再び自分を見つめ直し、周囲との絆を深めることができました。オーサは単なるペットではなく、彼の人生を変える存在だったのです。
矢部太郎が描く漫画パート
本書には、人気芸人で漫画家の矢部太郎さんによる装画と漫画パートも含まれています。高杉さんの愛犬オーサ目線で描かれた漫画は、読者に新たな視点を提供しまた、犬と人間とのユーモラスな関係を楽しませてくれます。矢部さんは「大切な誰かとの出会いと別れを経験したすべての人に届く一冊」と語り、オーサの目線での描写を楽しみながら執筆したとのこと。
作品情報
『すべての中心は犬だった』は、208ページにわたる心温まるエッセイであり、発売日は2025年12月17日。定価1,870円(税込)で、小学館からの刊行です。高杉'Jay'二郎さんと矢部太郎さんの力作をぜひ手に取って、犬との出会いがもたらした感動の物語を味わってみてはいかがでしょうか。
あなたの心にも、愛犬との思い出が蘇るかもしれません。