タツノコプロが『TEEM BOOK』を設立、第一弾は『サーバントヒーロー』
株式会社タツノコプロが、アニメーション制作の経験を活かした新たな出版レーベル『TEEM BOOK』を設立しました。この新レーベルの特徴は、「普遍性・時代性・独創性」をテーマに、多様なIPや漫画作品の創造に挑むことです。タツノコプロはこの取り組みによって、アニメだけでなく、出版分野においてもその独自の世界観を広げていくことを目指しています。
第一弾作品『サーバントヒーロー』の概要
『TEEM BOOK』の第1弾作品となる『サーバントヒーロー』は、2025年7月13日(日)午前0時から、国内最大級の電子書籍ストア「コミックシーモア」にて独占先行配信されます。本作は、タツノコプロとブックマークジャパン株式会社の共同作業によるもので、漫画制作はタツノコプロが引き受け、編集はブックマークジャパンが担当します。この新作は、タツノコプロによる独自のヒーロー像の再定義を目指しています。
ストーリーラインとキャラクター
『サーバントヒーロー』の物語は、「変異者(ヴァリアンツ)」が特別な能力を使う際に必ず装着が求められる世界を背景にしています。主人公の里見拳斗は、変異者を鎮圧する部隊に所属しており、彼は公務員として異能の使用が許可されています。しかし、彼には周囲を守りたいという使命感が潜んでいます。対照的に、新人の華山院音磨呂は、ヒーローとしての使命感を強く抱いています。この二人の異なる信念が交差し、複雑な物語が展開されます。
作品の創作チーム
本作は、以下のような豪華クリエイター陣が関わっています。マンガを手掛けるのは高橋翔氏、原案は鈴木大雅氏が担当、構成には小野塚郁巳氏が入り、脚本には山鳥萌史氏と小野塚郁巳氏が名を連ねています。企画は松永まり恵氏が監修し、編集は川口慎通氏が携わっています。これだけの才能が集結した作品だけあって、期待が高まります。
タツノコプロの新たな挑戦
1962年に設立されたタツノコプロは、『マッハGoGoGo』や『科学忍者隊ガッチャマン』など、多くの名作を世に送り出してきました。長年にわたってアニメーション業界での実績を築いてきた同社の新しい一歩には、多くのファンが注目しています。
『TEEM BOOK』が持つ「Tatsunoko Entertains Everyone More」の理念は、新たなヒーローを生み出す土壌となり、今後も様々なクリエイティブなプロジェクトを展開することでしょう。『サーバントヒーロー』は、その第一弾として、タツノコプロの新しい未来を感じさせる作品となること必至です。
独占配信開始日は2025年7月13日。コミックシーモアでの配信が待ち遠しいですね!