子どもの自発性を引き出す『信頼声かけ』が書籍として登場！

子どもの自発性を育む新メソッド！書籍『3日で自発的に動く子になる！信頼声かけ』

2025年3月3日、株式会社Gakkenから、子どもとの信頼関係を築く新たな声かけメソッド「信頼声かけ」を紹介した書籍が発売される。著者は小児科看護師であり育児アドバイザーの下村弥沙妃氏。彼女は自身の子どもを超難関校に合格させた経験をもとに、実績ある育児法をまとめた。特に「信頼声かけ」は、親子の信頼関係を強化し、子どもが自発的に動くようになることを目指したものである。

声かけの重要性

子育てにおいて、親が子どもに対してどのように声をかけるかは非常に重要だ。しかし多くの親は、おもちゃやおやつなどの報酬や、論理的な説明によって子どもを動かそうとすることが多い。これらの方法では、一時的には効果があっても、持続的な行動には繋がらない。本書で紹介される「信頼声かけ」は、子どもの気持ちに寄り添うことで、より効果的に子どもにアプローチできるものである。

著者の実績

下村氏自身は、このメソッドを活用して長男を灘中学、次男を滝中学に合格させることに成功している。彼女は15年の間に1万人以上の親子をサポートしてきた実績があり、実際に多くの親がその効果を感じている。

書籍の内容

本書はさまざまな育児シーンにおける声かけの具体例を掲載している。宿題や勉強の際、長時間ゲームをする子どもへの声かけ、食事に関する悩みなど、それぞれの状況に応じた正しい声かけとダメな声かけの具体例が解説されている。これにより、親は自分が口にしている言葉が子どもにどのような影響を与えるのかを理解しやすくなる。

各章の内容

- 宿題：宿題をやらない子に対する声かけや指摘された時の逆切れへの対応法。
- 勉強：成績が悪く落ち込む子どもへの声かけ。
- ゲーム・スマートフォン：時間を守らない子に対して、どのように声をかければよいか。
- 食事：好き嫌いをする子への対応。
- 身支度・入浴：朝の準備が遅れる場合の声かけ。
- 片付け：部屋を片付けない子へのアプローチ。
- 睡眠：寝起きの悪い子どもへの声かけ。
- 学校生活：学校を休みたいと言った時の対応。
- 小遣い：小遣いの使い方に関する悩み。
- 習い事：辞めたいと言った場合のフォロー。
- きょうだいゲンカ：兄弟喧嘩の対応法。
- 反抗期：無視する子どもへの対処法。
- トラブル：友達の悪口を言う子どもへの対応。

終わりに

この書籍は親と子の信頼関係を深め、子どもがより自立した行動を取れるようになるための手助けをするものだ。親がどのように声をかけるかに着目することで、親子の絆が強まることを目指す。これから育児に悩む多くの親たちにとって、新しいアプローチとして注目される一冊になるだろう。ぜひ本書を手に取り、子どもとの新たなコミュニケーションを楽しんでみてほしい。