『アンブレイカブル』第1巻
2026-06-19 10:56:57

柳広司の名作を新たに描く!『アンブレイカブル』第1巻6月19日発売

柳広司の新作漫画『アンブレイカブル〜敗れざる者たち〜』第1巻の発売が決定



秋田書店から6月19日(金)、話題の青年漫画誌『ヤングチャンピオン』にて連載中の『アンブレイカブル〜敗れざる者たち〜』の第1巻が発売されることが発表されました。この作品は、日本ミステリー界の巨匠・柳広司が手掛けた小説『アンブレイカブル』を、新進気鋭の漫画家、回鐘たまきがコミカライズしたものです。

ヒット作の原作


柳広司は、例えば『ジョーカー・ゲーム』のように数々の名作を生み出してきた作家です。新作『アンブレイカブル』も、その例外ではなく、彼の独特な視点が色濃く反映されています。本作では、戦後81年を迎えた日本における思想狩りの犠牲者たちが描かれ、彼らの姿が鮮烈に甦ります。読者は、歴史の中に埋もれた“反逆のレジェンドたち”と彼らが抱えた苦悩に触れることができます。

物語の概要


『アンブレイカブル』の物語は、1925年に遡ります。この年に治安維持法が制定され、特定の思想を持つ者たちが監視や取り締まりの対象となります。物語の主人公、プロレタリア作家の小林多喜二は次回作のテーマとして実際の劣悪な労働環境を描いた『蟹工船』を選択。取材を進める彼に対し、特別高等警察(特高)の警察官であるクロサキが目を光らせ、元蟹工船の乗組員をスパイとして送り込みます。この緊迫した展開が、読者を物語の深い世界に引き込みます。

重要なメッセージ


経済思想家の斎藤幸平氏は、本作について「読みながら100年前なら私も投獄されていたと背筋が凍る。しかし、これは過去の話ではない。ファシズムが忍び寄る現代社会への警告だ!」と評しています。つまり、本作は単なる歴史の再現ではなく、現代にも通じる重要なメッセージを内包しているのです。

書誌情報


この待望のコミカライズは、ボリューム感のあるB6判で、定価は880円(税込)です。連載は『ヤングチャンピオン』にて、毎月第2火曜日に発行される号で行い、また公式ウェブサイト『ヤンチャンWeb』では毎月第3日曜日に更新されます。これは漫画ファンならずとも、歴史や社会問題に興味を持つすべての人にとって、見逃せない作品となることでしょう。

『アンブレイカブル〜敗れざる者たち〜』の発売を通じて、柳広司の新たな試みと回鐘たまきの才能に触れてみてはいかがでしょうか。


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