『ロッコク・キッチン』公開
2025-12-19 17:53:14

ドキュメンタリー映画『ロッコク・キッチン』の劇場公開が決定!

映画『ロッコク・キッチン』が劇場公開決定!



2026年2月14日、ドキュメンタリー映画『ロッコク・キッチン』が劇場公開されることが決定しました。この作品は、福島県を舞台にした温かな日常の物語。福島の人々が食を通じて描く日常とは何か、そして、震災後の彼らの生活はどのように変わっていったのかを掘り下げています。

震災からの13年間



2011年に起きた東日本大震災は、多くの人々の日常を奪い、福島という地に多くの影響を残しました。震災から13年が経ち、多様な背景を持つ人々がこの土地に戻り、新たな生活を築いています。本作では、東京と福島を結ぶ国道6号線(通称「ロッコク」)を旅し、「読書屋 息つぎ」の武内優さん、インド人女性のスワスティカ・ハルシュ・ジャジュさん、写真家の中筋純さんを通じて描かれる食卓やその背景を軽やかに紹介します。

映画の見どころ



特に注目すべきは、食を切り口にしたドキュメンタリーの独創性です。キッチンでの料理風景や食事を囲みながらの会話は、震災を経た土地での生活の色と記憶を体現しています。映像には、震災以前のホームムービーも含まれており、かつての福島の生活や家族の風景が映し出される貴重な手がかりとなっています。これにより、この土地の豊かな「暮らしの記憶」が次の世代へ受け継がれることを目指しています。

書籍版『ロッコク・キッチン』の話題



また、ドキュメンタリー映画だけでなく、川内有緒のノンフィクションエッセイも話題を集めています。2024年10月から文芸誌「群像」で始まった連載をもとにした書籍『ロッコク・キッチン』が、2025年11月20日には出版されます。そして、映画はすでに「山形国際ドキュメンタリー映画祭」でワールドプレミア上映を果たし、大勢の観客に祝福されました。これからの劇場公開に向けても期待が高まります。

公開に向けたプレイベント



劇場公開を記念して、特別なプレイベントも決定しています。2026年1月16日から18日まで、恵比寿の「山小屋」で写真展示をご覧いただけるほか、1月31日には恵比寿で先行上映イベントも開催。「食」を通じて再確認した、福島の人々の生活や絆の記録をぜひご覧ください。

公開日と劇場情報



『ロッコク・キッチン』は2026年2月14日からポレポレ東中野で、3月6日からはシモキタ - エキマエ -シネマ『K2』などで順次公開される予定です。人と人との繋がりを感じられる、感動的なドキュメンタリーをどうぞお見逃しなく。

【コメント】
みんな、なに食べて、どう生きてるんだろ?

人との出会い、一緒に過ごすことにこそ、生きる意味があるのだと実感しました。観ていただければ嬉しいです。

— 川内有緒


生き方は多様で、福島の人々の物語を通じて、これからの未来を見つめてほしいです。

— 三好大輔


公開直前の今、ぜひ映画『ロッコク・キッチン』に注目してください。


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