地図作成を楽しむ！新刊『実践Folium』が発売されます

地図作成を楽しむ！新刊『実践Folium』が発売される

地理空間データの可視化に特化した新刊『実践Folium Pythonによる地理空間データ可視化入門』が、12月にインプレスから発行されることが発表されました。この書籍は、PythonのFoliumライブラリを使ってインタラクティブな地図作成を学ぶための実践的なガイドです。

著者の平林純氏は、京都大学大学院を修了後、画像処理技術や科学実験サポートの分野で経験を積み、その知見を本書に反映させています。Foliumを使った地理空間データの可視化は、今後ますます重要になる分野であり、データ分析を行う多くの人々にとって、役立つ内容が満載です。

豊富な内容が魅力

本書では、Foliumの基本的な操作から始まり、地図のカスタマイズや地理データの表示方法まで幅広くカバーしています。具体的には、特定の形式の地図を表示する方法、地図タイルギャラリーの使い方、地理空間情報をマップ上に表示するテクニック、さらには画像や動画を重ねて表示する方法などが詳しく解説されています。

また、多次元情報を地図表示する技術や、JavaScriptやHTMLを使ったカスタマイズ方法も紹介されており、読者はスキルアップを図ることができます。これにより、ただのデータを視覚化するだけでなく、強力なツールとして地図を生かすための知識を身につけることができるといえるでしょう。

幅広い読者層

本書は初心者から上級者まで、さまざまなレベルの読者に向けた内容となっています。地理空間データというと難しい印象がありますが、豊富な図解やサンプルコードが多数掲載されており、実践を通じて学ぶことができます。学習の過程を楽しむためのツールとしても最適です。

発行の背景

この新刊は、インプレスが展開する『技術の泉シリーズ』の一環として発売されます。このシリーズは技術書典や技術書同人誌博覧会で頒布された同人誌に基づいて刊行されており、技術同人誌の普及と発展を目的としています。インプレスはデジタルファースト型の出版モデルを採用し、短期間で書籍を提供することに注力しているため、最新の技術動向に即した内容が期待できます。

購入方法

『実践Folium』は、電子書籍版が1,800円（税別）、印刷書籍版が2,000円（税別）で提供されます。電子書籍のフォーマットはEPUB3で、印刷版はB5サイズのフルカラー、180ページで構成されています。また、Amazonをはじめとするさまざまなオンラインストアでの購入が可能です。

さらに、一般書店からもオーダーできるため、実際に手に取って確認したい方にもおすすめです。