能登の未来を切り開くジャーナリストたちの対談イベントに注目!
一般社団法人農山漁村文化協会(農文協)が主催する対談イベント『能登から地域の未来を考える――復興とはなにか?』が、2025年9月26日(金)に埼玉県戸田市で開催されます。このイベントでは、能登に精通した2人のジャーナリストが登壇し、震災後の地域が抱える課題や今後の展望について語ります。
登壇者として参加するのは、元朝日新聞記者の藤井満氏と北陸中日新聞の前口憲幸氏の2人です。藤井氏は、自らの著書『能登のムラは死なない』において、震災前後の能登の農山漁村の変遷を深く掘り下げており、復興のプロセスにおける地域の人々の強さや優しさを伝えています。一方、前口氏は震災直後から七尾支局長として現地で取材を行い、特に「当事者」としての視点から地域に根差した報道を続けています。彼の著書『能登半島記(未完)』では、被災者の生の声を届けることで、読者に深い共感を呼び起こしています。
これまで開催されたイベントの内容を踏襲しつつ、「復興」というテーマに加え、昨年の能登半島豪雨による二重被災の現実にも焦点を当てるとのこと。地域の未来を考えるために、震災からの復興には何が必要なのか、そのヒントを探る対談が展開される予定です。特に、震災による影響が地域にどのように刻まれ、またその中で何が変わり、これからどうしていくのかというテーマは、多くの人々にとって興味深いものになることでしょう。
また、今回のイベントは会場参加とオンライン参加の両方が可能で、参加者は後日アーカイブ視聴もできるため、遠方の方でも気軽に参加することができます。参加費は1,500円から各種オプションが用意されており、書籍とのパッケージ販売も行っています。会場は限られた人数での参加となるため、早めの申し込みが推奨されています。
司会を務めるのは、農ジャーナリストの小谷あゆみ氏です。彼女は、地域と都市を結ぶ情報発信を行っており、農業の多面的な価値を伝えるために講演や取材活動にも積極的に取り組んでいます。小谷氏の深い知識と経験をもとに、登壇者との対話が進められることでしょう。
今回の対談イベントは、地域復興やまちづくりに興味のある方々にとって、有意義な情報と新たな視点をもたらす場となること間違いなしです。震災やその後の復興に関心がある方や、地域コミュニティに関わる方々におすすめです。能登の今を知り、未来への糸口を見つける貴重な機会をお見逃しなく!
詳細や申し込みは、農文協の公式サイトにて確認できます。
開催概要
- - 日時: 2025年9月26日(金)18:30〜20:00
- - 会場: 農山漁村文化協会(農文協)会議室(埼玉県戸田市)またはオンライン(Zoom配信)
- - 参加費: イベント参加のみ1,500円。書籍とのセット券もあり。
ファシリテーションを通して、能登の未来について考えるこの機会をお楽しみください。