異形の山姥が営む愚痴庵が新刊登場！笑いと驚きの浅草ファンタジー

浅草楼閣に現れた愚痴庵の山姥たち

2025年11月20日、マイクロマガジン社から新たな小説『浅草楼閣十三階山姥の愚痴庵』が発売されます。著者は金子ユミ、イラストは壺也が手掛けています。この作品は、異形の存在が醸し出す独特な雰囲気と、愚痴を通じてのユーモラスな物語が展開されるファンタジーコメディです。

売れない芸人の新たな試練

物語の主人公は売れないお笑い芸人・カツオ。彼は様々な困難に直面し、お笑いの道を諦めかけていました。しかし、先輩からの情報により、ある不可思議な店『愚痴庵』を訪れることになります。この店の特徴は、来店者が山姥に愚痴を話すことで運を開く、というものです。

住人たちと奇妙な要求

愚痴庵に現れるのは、個性的でハチャメチャな山姥たちです。彼女たちが求めるのは、もらった愚痴のお礼として、不思議な要求ばかり。例えば、風神雷神をモチーフにした漫才指導や、花やしきのジェットコースターに乗るといったような、一般的には考えられない報酬が待ち受けています。

浅草の祭りと運気の行方

楼閣に魅了されたカツオは、浅草最大のイベントである三社祭にも巻き込まれ、大いに奮闘します。運気を上昇させるための試練が待つ中、果たして彼は無事に愚痴を解消することができるのか、そして新たな道を見つけることができるのかといった展開が繰り広げられます。

特典情報

新作の発売に合わせて、協力書店では特典としてポストカードもプレゼントされることが決まっています。特典の詳細については、公式サイトにアクセスして確認することができます。

読者の声について

この作品を一足先に読んだ関係者からは「登場人物が個性的で、特に山姥たちは濃くて面白い」との感想が寄せられています。また、愚痴の持つ深い心理的な側面や、登場人物たちの素晴らしい描写によって、多くの読者が心の奥深くに共鳴する物語だったと感じています。

著者やイラストレーターについて

金子ユミは東京都出身で、過去には多くの作品を発表してきた実力派作家です。イラストを手掛ける壺也は独特の画風で知られ、多くの読者を魅了しています。

ますます盛り上がることのは文庫

ことのは文庫は2025年で創刊6周年を迎え、これまでに多様な作品を提供してきました。著名な作品や新たなヒット作が生まれ続け、今後の展開が楽しみです。

新刊『浅草楼閣十三階山姥の愚痴庵』は、笑いと驚きにあふれた物語で、冬の訪れとともに注目を集めること間違いなしです。購入や特典の詳細は、ぜひ公式サイトをチェックしてください。